ガジェット通信編集部のある秋葉原も、ちょいと中心部を離れるとまだまだ古い店が残っています。
特に神田淡路町とか須田町あたりは老舗と呼べる名店がズラリと並んでいるので、散歩コースとしてもオススメで御座います。
というわけで、筆者(YELLOW)もさりげなく散歩してみました。
“あんこう”料理専門店『いせ源』
創業天補保元年の超老舗で『いせ源』で御座います。
今の建物は昭和5年に建てられたのですが、それでも『いせ源』の店構えは、まさに歴史を感じさせる風格があります。
しかし!
まだまだ筆者のような若造がどうこうする店ではない可能性……あると思います。
っていうか、筆者の財布チカラでは足下にも及ばない、よしんば超頑張ればランチくらいは可能な予感ですが、あえて言おう!
「予算、下さい!」(心の叫び)
金さえあれば何でもやってのけるのですが、無い袖は振れませんので泣く泣く撤退で御座います……。
神田を代表する甘味処『竹むら』
和菓子屋さんと言うよりは甘味処な『竹むら』ですが、最近ではアニメ『ラブライブ!』の聖地としての方が有名な様ですね。
どうりで甘味処を嗜むにはヤングな集団が多いので、あれ?っと思ったのですが、そういう理由なら納得です。
とは言え、『竹むら』は昭和5年(1930年)創業でして、まさに神田を代表する甘味処で、店内も素晴らしくシックな装いで御座います。
アニメの影響とは言え、この手の老舗に若い人が訪れるのは良い事だと思います。
『揚げまんじゅう』と『あんみつ』を所望する!
『揚げまんじゅう』(2個470円)だけでは申し訳ないので、とりあえず『あんみつ』(720円)も注文してみます。
お値段的には高いのか安いのか良く分からない感じですが、まあ建物の維持費も込みだと思えば適正価格かと思います。
なお「店内の撮影はご遠慮ください。」とメニュー表に書いてあるので、今回は明らかに絵が足りない可能性……あると思います。
『揚げまんじゅう』を食す!
これが噂の『揚げまんじゅう』で御座います。
一言で言ってしまえば“饅頭の天麩羅”ですが、これがなかなか美味しいのです。天麩羅にする事でサクっとした衣の美味しさと、温められた餡の舌触りが出て来ます。
だが、しかし!
明らかに絵が足りないと言うか、頑張っても写真はそんなに撮れないぞ的なシンプルさゆえに、その美味しさを伝えるのは難しいのは否めません。
なので、是非とも『竹むら』に訪れた際には、みなさん自信で『揚げまんじゅう』の美味しさを確かめて下さい。
『あんみつ』も食す!
コチラはなかなか絵になると思います。
「ってか、スプーン取ってから写真撮れよカスが!」
って罵詈雑言が飛んで来る可能性は否めませんが、まさにおっしゃる通りですので甘んじて受ける事にしましょう。
いや、ぶっちゃけ和菓子とかコッチ系は一度も写真撮った事がないので、堪忍してつかーさい。
餡がメッチャ美味しい件の是非
ちなみに筆者、親戚が和菓子屋さんなので、夏休みなどで帰省した際には和菓子食べ放題でした。
もっともバリバリに子供でしたので和菓子と言われてもピンと来ず、ひたすら容器に入った黒蜜を吸ってた記憶しかありません。
しかし!
この『竹むら』の漉し餡と黒蜜は美味しいと思った次第です。
そして!
他の部分に関してはピンと来ないと言うか、あまり違いが分からない筆者ですので終了したいと思います。
『竹むら』 総評
今回はちょっとライトなメニューをチョイスしたのですが、他にも『田舎しるこ』(770円)とか『おぞうに』(790円)もあるので、まさにちょっとした軽食を欲した時に、ちょいと『竹むら』を利用するのが粋な気がします。
思えば和菓子に関しては大手企業のチェーン展開も進んでいないので、まだまだ老舗と呼ばれる店も頑張れると思います。
しかし!
それには、やはり和菓子の良さを若い人達にも知って頂かないとなので、もっともっと和菓子を食べてみて欲しいですね。
最近はで和菓子と言うよりは洋菓子な感じだけれども、材料は意外と和風だぞって奴も増えて来たので、何かのタイミングで“甘味処ブーム”が来ると思った筆者でした。
それでは、是非みなさんも『竹むら』に訪れてみて下さい。
『竹むら』
住所:東京都千代田区神田須田町1-19
営業時間 11:00~20:00
定休日:日曜祝日、月曜日