新宿大久保公園で『大つけ麺博』が開催中なので行ってみた

いよいよ始まった『大つけ麺博 つけ麺 vs ラーメン 本当に美味いのはどっちだ決定戦2』(以下、大つけ麺博)で御座います。

今回は新宿の大久保公園で10月6日~31日まで続き、第一陣から第四陣の4回入れ替え、総勢40店のラーメン屋さんが出店します。

時間は11:00~21:00までですが、店舗の入れ替われる”11、17、24日は15時まで”なので気を付けましょう。

『食べ放題!プラン』と『食べ放題!飲み放題!プラン』

平日限定ですが、一日3枠限定で『食べ放題!プラン』(お一人様1980円)と『食べ放題!飲み放題!プラン』(お一人様2980円)などがあります。

どちらも2名様での申し込みが必須ですが、90分間の食べ放題や飲み放題は非常にお得な予感です。

前日18時までの予約が必要で、かなり倍率も高そうな抽選にはなりそうですが、1杯860円のラーメンですから3杯も食べれば元が取れるだけに、二人で訪れる予定であれば申し込んでみるのも一興です。

さらに平日限定ですが『学割』(顔写真付き学生証の提示が必要)もあります。『学割』だと1杯760円となるので、こちらも積極的に利用したいですね。

これらの予約は『大つけ麺博』の公式サイトから申し込み出来るので、詳しくは公式サイトを見て下さい。

そして!

今回も『つけ麺・ラーメン 食べ比べセット』のチケットが“セブンイレブン”でも売られていて、1600円で2杯食べる事が出来ます。

チケットの販売機が混む事もあるので土日祝日にしか行けない人は、まず『つけ麺・ラーメン 食べ比べセット』のチケットを買って、現地でもう一杯食べれそうなら食券を追加購入する作戦も有効かと存じます。

『ハッピーアワー』が激アツである!

さらに!

今回は平日限定ですが『ハッピーアワー』が設定されています。

平日11時から18時まで“アルコール飲料”が半額になるので、これを利用しない手はないですね。

この日はちょいちょい暑かったので、筆者も“ハイボール”(ハッピーアワーで250円)からスタートです。ぶっちゃけ、この時点で

「大つけ麺博サイコー!!」

みたいなテンションになるので、アルコールからスタートするのも大人の愉しみ方かなと思った次第です。

スタート直後はスロースタートな『大つけ麺博』

これは毎回の事ですが、意外と『大つけ麺博』が大久保公園で開催されている事を知らない人が多いので、開幕直後は静かなスタートで御座います。

とは言え、初日の14時過ぎと一番静かな時間帯ですので、このくらいの賑わいも想定の範囲内でしょうか?

むしろ、ラーメンの味が同じな事を考えた場合、並ぶ時間が少なくて済む開幕直後、平日のコアタイム以外を狙うのは『大つけ麺博』マニアの常套手段だと思います。

『花咲きガニの濃厚つけ麺』を食す!

最強のラーメン軍団『田代こうじ最強軍団』の「そのままかよ!」感と「団員多すぎだろ!」感は否めませんが、今回の“つけ麺”はガチですね。

なんでも原価を完全度外視して“花咲きガニ”をふんだんに使った『花咲きガニの濃厚つけ麺』は、まさに第一陣で一番注目されている“つけ麺”だと思います。

豚骨ベースではありますが、花咲きガニのスープがガツンと来るので

「誰にでも分かりやすい味」

にまとまっている感じでしょうか? 甲殻類アレルギーの人を除けば、ほぼほぼ誰もが好きな“蟹の風味”ですので、かなりの票を集めそうな魅力的な一杯ですね。

サイドにある“味変アイテム”を使うと、辛さとカニ感がアップするので途中でスープに溶いて使いましょう。

そして!

言うまでもなく麺は『心の味食品』の国産小麦100%の麺を使用しています。多くのラーメン屋さんが求める『心の味食品』のモッチリした太麺は、是非とも試して欲しいですね。

チャーシューは“アンデス高原豚”を使った炙りチャーシューでして、こちらも絶品で御座います。

まさに原価を無視した“大人げない本気のつけ麺”は、第一陣でも間違い無く行列を作ると思った筆者です。

『岡崎おうはんの塩ラーメン』

そして筆者のホームと呼べる町田市(やや東京都)からアウェーの新宿にやって来た『町田汁場しおらーめん進化』の一杯はコチラです。

純国産地鶏である『岡崎おうはん』の丸鶏とガラを大量に、本当に大量に使ったシンプルな塩ラーメンで御座います。(鍋見ちゃったテヘペロ)

塩ラーメンに定評がある『進化』が、これまた得意とする“丸鶏を使ったスープ”に磨きをかけた一杯……町田市民でなくても気になる一杯ではないでしょうか?

麺は『進化』の自家製麺である細麺を持って来ましたね。自家製麺を始めた頃と比べると、格段に進化した『進化』の細麺は

「ラーメンは良いけど太麺はちょっと……。」

という層を確実に取り込むと思います。

また『大つけ麺博』は連食する人が多いので

「ちょっとサッパリしたラーメンが欲しいかな?」

って時にも選択肢になりますね。

他の店のように特別な具材、もとい目を惹く様なトッピングで魅せるラーメンではありませんが、実質剛健を地で行くシンプル・イズ・ベストな一杯ですので、是非とも試して欲しいです。

鶏肉を使ったチャーシューも一味違います。徹底的に鶏にコダワリを見せるラーメンですね。

ここら辺も地味なのですが、美味しいメンマを連れて来ましたね。メンマまで評価の対象にする人は少ないかもですが、ここら辺も絶対に手を抜かないのが『進化』です。

そして、何と行っても『岡崎おうはんの塩ラーメン』は、このスープが最高で御座います。前回、町田のシバヒロで行われたコラボの時にも、かなりのスープを仕上げて来ましたが、今回もそれに匹敵するスープです。

鍋を見てしまったので伝えたい事は他にも色々あるのですが、そこら辺は筆者の心に留めておきますが、あえて言おう!

「町田市民はロマンスカーで新宿まで来るべきである!」

……と。

他の店も本気である!

今回は他の取材でラーメン、カレー、天丼、アジフライ定食を食べた後だったので、この二杯しか食べられなかった筆者ですが、他にも気になるラーメンは沢山ありました。

っていうか、むしろ全部食べるべきなのでしょうか?

町田のシバヒロは40種類40杯オーバーを食べて満足したので、あの時の満足感を思い出すと、毎週新宿まで食べに来る価値があると思った次第です。

年々、どの店も『大つけ麺博』の限定ラーメンと称して、普段はコストの関係で店で作れない様な贅沢仕様のラーメンを持って来るので、そのレベルはどんどん高くなっていると思います。

つまり!

今回の『大つけ麺博』は前回を超える“つけ麺&ラーメン”が食べられるって事ではないでしょうか?

『つけ麺の達人』クレーンゲーム

さらに今回は食べ終わった食器を、食器を回収する“ゴミステーション”に持って行くと、投票用のコインと一緒にクレーンゲームに挑戦出来る券を貰えます。

元ゲーセン店員の筆者も挑戦しましたが、あえて言おう!

「割とガチに難しい件の是非」

ちょっと商品を詰め過ぎていて、クレーンが刺さる隙間が無い高難易度仕様は、賛否が分かれる案件かもしれませんね。

ちなみにアームのチカラ自体は弱くはないのでワンチャンありますが、ちょっと商品の並べ方に一工夫欲しいと思いました。

第二陣には『仮面女子』と『肉玉そばおとど』のコラボも?

10月12~17日の第二陣には仮面女子とのコラボもある模様です。(画像は『Twitter』より)

ちょっとコレは反則な気もしますが、特にレギュレーションにには定められていないので、『肉玉そばおとど』の作戦勝ちって事でしょうか?

まさにエゲつない大人同士の戦いはガチに“つけ麺対ラーメン”って感じでして、個人的には嫌いじゃないです。

『大つけ麺博』 総評

今回も全ての店が本気を出している『大つけ麺博』だと確信した筆者です。ラーメンが好きな人は勿論ですが、

「つけ麺って食べた事ないかも?」

みたいな人にもオススメで御座います。色々な種類のつけ麺やラーメンから好みの一杯が選べるので、普通にラーメンを食べに行くよりも便利だと思います。

そして!

『大つけ麺博』はどうしても行列が偏ってしまう傾向にあります。

これは「どの店が美味しいか良く分からない……。」みたいなライト層が、とりあえず行列が一番長い店に接続する傾向があるからです。

なので、確かに行列の長さはひとつの目安ではありますが、自分のインスピレーションを信じて直感で店を選ぶのも、ひとつの正解ですので覚えておきましょう。

それでは、是非みなさんも新宿の大久保公園で開催中の『大つけ麺博』に行って、美味しいラーメン&つけ麺を食べてみて下さい。

『大つけ麺博』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

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