秋葉原の美味しい食べ物を網羅するガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、あえて言おう!
「食レポが簡単だと思ってる奴、ちょっと来い。」
ただ食べて写真撮って適当に批評してると思われがちですが、ぶっちゃけスゲー大変なんで、今回はそこら辺もアピールしておこうと思います。
それなりの知識が必要不可欠である!
料理や食べ物に関する勉強の為に買った本も、いつしか山となりました……。
これらの料理本は料理に関する知識を深めるのに必要不可欠でして、それぞれの料理の肝というか大事な部分を知る為に読んでいます。
ま、僕は予算の都合上“フレンチ”も“イタリアン”も縁がないのですが、それでも勉強は必要です。
カレーに関する知識も必要ですので、カレーの本も何冊もあります。さらに料理のトレンドを知る為の情報誌も読みます。特にラーメンはトレンドの変化が激しいので必須ですね。
無論、本を読んだだけで全てを知ったつもりになるのは危険ですが、これらの知識もなしに人が作った料理を批評するのは、軽薄な行為と言われても仕方ありません。
最低限の知識、情報は書く側も知っておく必要があるのです。ここら辺が、いわゆる某サイトの“レビュアー”と“プロ”との差でしょうか?
料理も出来なければならない
車の運転が出来ない人が書いたカーレビューが無意味なように、料理がまるで出来ない人が人の料理をとやかく言うのは滑稽です。
さらに“料理の難しさ、大変さ、奥深さ”などの料理人が味わう苦労を知る為にも料理の勉強は不可欠です。
ソーセージも作りますし、ラーメン用の麺を製麺したりします。
ちなみに最近のマイブームは“ビリヤニ”です。
一度に4食は当たり前!
更に取材効率を極限まで高める為に“連食に耐える強靱な胃袋”も必須でして、どんなデカ盛りも仕事とあらば完食目指して全力で挑みます。
取材前日の夜は軽く食べ朝食は抜いてランチにベストを尽くします。最近は4食がノルマです。
無論、デブ街道まっしぐらなので筋トレなどの体作りも必須です。どんなに重い丼でも持てる腕力、握力も必要でしょうか? 成人病になったらフェードアウトしてしまうので、普通の人以上に健康管理に気を遣っていますね。
創業昭和8年!喫茶店の老舗『ショパン』
尺が埋まったので本編スタートで御座います。
さりげなく秋葉原の喫茶店をチョイチョイ制覇しつつある筆者ですが、やはり最近パッと出たような外資系の店よりも、この手の古い純喫茶が好きですね。
昭和8年創業の『ショパン』ですが、すでに立て替えられて“ショパンビル”なる立派な建物になっています。
しかし!
店の中は昔の面影を残した感じでして、歴史を感じさせる支度品の数々も残されているようですね。
昭和世代には堪らない雰囲気があります。
灰皿も激シブで味わい深いです。
『アンプレス』を食す!
整いました。
いいですね~ 歴史を感じる落ち着いたビジュアルは流石です。
『ショパン』の濃い目な珈琲に合う予感!
「うちの珈琲は濃い目です。」
と最初に断るくらい特徴のある『ショパン』の珈琲ですが、ゆえに『アンプレス』(450円)との相性は抜群で御座います。
有塩バターをたっぷり利かせた香ばしいトーストと餡の甘さが絶妙ですね。有塩バターの塩加減が餡の甘さを引き立てています。
ちなみに『アンプレス』のパンは特注された一品でして、その美味しさも別格です。
ちょっと酸味のある濃い目のアイスコーヒーが、さらに『アンプレス』の美味しさを引き立てます。
「アンプレス→珈琲→水」
を繰り返すと、常に『アンプレス』の一口目の感動が蘇るのでオススメですね。ぶっちゃけ筆者は甘いモノは滅多に食べない人ですが、この『アンプレス』は有りな気がします。
『ショパン』 総評
アイスコーヒー(500円)とセットにすると、どうやら100円引きになる様ですね。ちなみにトースト類単品のオーダーは出来ないので、必ずドリンクとのセットになるので御了承下さい。
ぶっちゃけ合計950円は決して安くはありませんが、それに見合うだけの価値はあると思った筆者です。
ここら辺はそれぞれの財布事情に合わせて、普段使いのリーズナブルな喫茶店と、気分転換して自分にスイッチを入れる為の『ショパン』を使い分ければ良い感じですね。
それでは、是非みなさんも喫茶店の老舗である『ショパン』の美味しい『アンプレス』を食べてみて下さい。
『ショパン』
住所:東京都千代田区神田須田町1-19-9
営業時間 8:00~21:00 土曜日11:00~21:00
定休日:日曜祝日