以前、ガジェット通信編集部の近くにある『BLAISE』(ブレイズ)で美味しいタコスと『TACCOLA』(以下タッコーラ)を頂きました。
ちなみに『タッコーラ』は業界初の“田子産ニンニク入りコーラ”として一部のマニアに有名でして、通信販売でも品切れになる程の人気があります。
『タッコーラ』が飲みたい!
と、言う訳であの謎フレーバーがクセになり、なんとなく飲みたい気分な筆者ですが、ここで悲しいお知らせがあります。
「タッコーラは1本300円!」
安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、コーラがビールより高いと悲しい気持ちになってしまう筆者です。
『タッコーラ』が無ければ作ればいいじゃない
はい。
というわけで、貧乏人ならでは思考回路が導き出した答えがコチラで御座います。普通にスーパーでコーラっぽい何かを買って来て、自分で作る事になりました。
ちなみに『タッコーラ』の成分表にも、ストレートに“ガーリックパウダー”と書いてあるので、理論上は再現可能なはずです。
早速作ってみた
とりあえず冷蔵庫で冷えていた奴と、ソーセージ作り用に買っておいたガーリックパウダーで作ってみます。
グラスにガーリックパウダーを入れて、あとはコーラ的な何かを入れれば炭酸で自動的に混ざるはずです。
すると、どうでしょう?
もの凄い勢いでコーラ的な何かが泡立って、みるみるグラスの縁にまで到達し、溢れる寸前になりました。
まるで溶けないだ……と?
それなりに炭酸のチカラで溶けると思ったニンニクパウダーは、まったく持って溶けない感じです……。
そして、通常では有り得ない泡っぷりに慌てる筆者を無視して、恐ろしい何かに成長して行きます……。
「エイリアンの卵かよ……。」
圧倒的なニンニク臭と世紀末的なビジュアルに心砕けた筆者で御座います。
無論、味の方もお察しDeath!
本家の『コカコーラ』でどうだろうか?
前回の失敗を踏まえ、今度は本家の奴を使います。
さらに!
最近はプロテインを飲む事にしか使っていないシェーカー(ユキワ製)を駆使してパーフェクトにガーリックパウダーを溶かす予定です。
いざシェイク!
炭酸飲料を振ると泡だらけになると思ったので、氷一個分くらいの少量の水でガーリックパウダーを最初に溶かします。このくらいなら極端に『コカコーラ』が薄まる事はないでしょうか?
そして!
念の為にシェイカーにコーラを注いでから、中身をコップに移す事にしました。これでより良く混ざるはずです。
結果、こんな感じで御座います……。
あの時の悪夢が蘇ります……。
大急ぎでグラスに移してみるものの……。
もはやアフター・カーニバル感しか有りません……。
瞬く間に炭酸も消え去りました。
『タッコーラ』が神だった件
残りのコーラ系でもテストをしようと思ったのですが、ぶっちゃけ炭酸の無いニンニク風味コーラはクソ不味いので、強制終了とします。
とにかく炭酸とガーリックパウダーの相性は最悪と言うか、何かが反応して炭酸が全て抜けてしまうと言う悲劇が確認されました。
つまり!
あの『タッコーラ』は1本300円と微妙に高い予感ですが、コーラにニンニクを溶かすのがどんだけ難しいのかを体験した筆者にとっては、300円は適正価格であると言う結論が出ました。
みなさんもニンニク風味のコーラを自作するのは諦めて、潔く『タッコーラ』を買いましょう。