それとなく秋葉原の食を調査するガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、筆者(YELLOW)の好みにより“海鮮丼”的な何かを調査中で御座います。
しかし!
どうも秋葉原周辺にはピンと来る海鮮丼がなく、結果的に挫折を繰り返す日々が続き、なんか海鮮丼にコダワル必要も(略
平日しか営業していない『おやじ』
ネーミングはアバウトな感じなのに、平日の昼間しか営業していないというストイックな海鮮丼の店が『おやじ』で御座います。
その営業スタイルから推察すると99%サラリーマン向けに商売していると思われ、店の所在地も微妙に分かりにくいロケーションにあります。
いざ店の近くに訪れても、まるで飲食店の気配がない周囲の状況に戸惑いますが、さりげなく置かれた看板で『おやじ』を確認する事が出来ます。
平日なのに混んでいる……だと?
むしろ、平日しか営業してないんですけどねって話ですが、12時チョイ前なのにほぼほぼ満席な『オヤジ』で御座います。
「これは……穴場かも知れんね」
マズい店が満席になる事はないので、この『おやじ』はイケてる予感しかしません。
というわけで、スタンダードな『鉄火丼』(650円)をオーダーしてみました。
『鉄火丼』を食す!
整いました。
650円にしては、イイ感じの『鉄火丼』ではないでしょうか?
刺身も適度な厚さで切られていて、まさにオーソドックスな『鉄火丼』のビジュアルかと存じます。
ワサビを使い過ぎた件の是非
これは100%筆者のミスですが、粉ワサビを溶きすぎてしまいました。
ちなみに粉ワサビは生ワサビよりも辛さは強いので、そこら辺の違いを知っておく必要がありますね。
そして!
知っていても、ついつい溶きすぎてしまうのが粉ワサビというモノかと存じます。
とりあえず粉ワサビの刺激が強烈ですが、マグロの美味しさは間違いなく感じられます。
赤身のねっとりとした食感、風味ともに文句無しですね。
他にも“ガリ”があるので、ちょっとした味変アイテムとして利用出来ます。
御飯の量もイイ感じで、あえて大盛りにしなくても大丈夫かと思われます。
強いて言うなら『おやじ』には“頭でっかち”という吉野家系の技が使えるので、具が寂しいと思う人は具だけ大盛りにする事が出来ます。
『おやじ』 総評
やっと秋葉原で心の底から美味しいと言える海鮮丼の店に巡り会いました。この『おやじ』であれば筆者も太鼓判を押す事が出来ますね。
お値段もリーズナブルだしマグロも十分な美味しさ、ボリュームも丁度良く大盛りや“頭でっかち”と言う選択肢もあるので、自分の好みにカスタマイズ出来ます。
若干、平日しか営業していないので利用しにくい予感ですが、そこはコチラが時間を合わせるしかありません。
それでは、是非みなさんも秋葉原で美味しい海鮮丼的な何かを欲した時には、この『おやじ』を試してみて下さい。
きっと満足出来ると思いますよ。
『おやじ』
住所:東京都千代田区岩本町3-7-5
営業時間 謎
定休日:土日祝日