コリアンタウンは不眠不休

  by あおぞら  Tags :  

山手線で新大久保を通り過ぎるたびに『下りてみたい….』と願いつつ、思いつきで下車できなかった街でした。いつのまにか女性に人気の街になり、それは韓流スターの影響もあるのでしょうが、日本にいながらにして韓国を味わえる街とはどんな感じなのでしょうかね。焼肉屋、韓国料理屋、カフェ、コスメに、韓流スターグッズを楽しめるのなら、通りを歩いても楽しいことでしょう。

ニューヨークにもコリアンタウンはあります。場所はエンパイアーステイトビルディングのすぐ傍です。ですからエンパイアーステイトビルディングとコリアンタウンのセットで観光スポットを消化すると充実できると思います。

新大久保と同じくいろんなお店が並んでいます。焼肉屋に関しては驚くなかれ24時間営業で日曜だからと言って休むのでなし、年中無休です。韓国の方は本当に勤勉です。それに静かな強さがある印象を持ちます。チャイナタウンの喧騒とくらべコリアンタウンはしっくりきます。儒教の影響でしょうが街全体が礼儀正しいような空気を感じるのです。

例えばチャイナタウンのスーパーマーケットのレジは、まぁ愛想がない。お客の顔も見ずにレジ打ちをはじめ、お客の顔を見ずに無造作につり銭を渡します。チャイナタウンでの紙幣の行き来は、例外なく皺くちゃのお札がお釣りで返されます。紙幣の扱い同様、お客の扱いも雑です。

コリアンタウンに関してはとても礼儀正しい。同じスーパーマーケットのレジでもお釣りのやりとりに、ちゃんとマナーがあるような気がするのです。たかが、その瞬間のやりとりでさえ良い雰囲気なのです、これは買い物客として嬉しいですね。

以前コリアンタウンで眼鏡を作ったことがありました。お店のオーナーでしょうか、年配の女性が待ち時間になんとお茶を振舞ってくださって驚いたことがありました。また、アメリカは税金を自己申告するのですが、昨年、韓国人の会計士にお願いしましたら、いつも使っていたアメリカ人の会計士より手数料も随分安く、しかも還付金はより多かったのです。なんだか随分得した気分になり、会計事務所近くのドラッグストアーでちょっと見てくれの良いクッキーを3箱買い求め、会計事務所に戻りお礼でお渡しすると、その事務所の韓国女性スタッフ数人が心から感謝してくださったのです。あの姿を見て『もっと値が張るものを差し上げるべきだったか….』と考えさせるほどでした。

コリアンタウンは32丁目で五番街とブロードウェイの間が”コリアウェイ”と呼ばれ、さしずめコリア銀座って感じでしょうかね。通りを歩くとスイーツのお店もあります。日本の味とよく似て繊細な作りと甘さです。CD屋さんでしょうか、入ったことはないですが韓国のDVDやCDが売られているようです。ショーウインドウにチャン・グンソクのポスターが張られ、販促に一役買っています。豆腐鍋が売りの韓国料理屋は値段もお手ごろで、何より石鍋にふつふつ煮えたぎってくる豆腐の迫力!

ニューヨークはいつもホテルが満室のことが多く、比較的お手ごろの値段のホテルは予約がいつもとりにくいです。コリアンタウンにはホテルも多くあります。一度友人が泊まっているのを訪ねたことがあります。恐ろしく狭かったのですが、日本から予約したのではなく、ニューヨークに来て宿を決めるという荒業をやってのけ、コリアンタウンではなんと空き室をみつけたという大げさに言うと最後の砦。

コリアンタウンの手狭なれど清潔な安価のホテルに宿泊し、そこを起点にニューヨークを観光するというのも手ですね。時差ぼけで眠れなくてお腹がすいても24時間営業のレストランが数多くあるのですから、至れり尽くせりで、また韓国スーパーマーケットもありますので、日本食はそこで調達できます。改めて便利で、楽しくて、美味しい街です、コリアンタウン。

画像:frickr from YAHOO!
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