覚えてる?アイスクリームの歌
夏といばアイスクリーム(イメージ画像https://www.pakutaso.com/20160528147post-7965.html)
『アイスクリームの歌』を歌う、4歳の娘。それを聞いたお父さんの反応がツイッターで話題になっています。
「アイスクリームの歌」を幼稚園で習った娘が「♪おとぎばなしのおうじょでもむかしはとてもたべられない」と歌うや
「カトリーヌ ド メディチがアンリ二世との婚礼の際にアイスクリームをフランスに持ち込んだというエピソードの歌やな」
とか言い出すから嫌われるのだ世界史クラスタの夫は。
— きなこ (@3h4m1) 2016年7月18日
じょうずだね、とだけ言ってあげればよかったのに…
「おとぎばなしの おうじょでも むかしはとても たべられない」という一節を口ずさむお嬢さんに、奥さん曰く“世界史クラスタ”の旦那さん、つい「カトリーヌ ド メディチがアンリ二世との婚礼の際にアイスクリームをフランスに持ち込んだというエピソードの歌やな」と解説。お嬢さんに嫌われてしまったとか。
アイスクリームが食べられなかった王女様って、誰?
お父さん、その話もっと詳しく!
ところで、お父さんの言う「カトリーヌ・ド・メディチ」とは一体?
実は日本アイスクリーム協会公式ホームページでも紹介されているほど、アイスクリームの歴史では有名な女性なのです。イタリアで食べられていたアイスクリームは、イタリア人の彼女と「アンリ二世との婚礼」によってフランスに伝わり、さらにはヨーロッパ各地へと広まりました。
日本アイスクリーム協会公式ホームページ(https://www.icecream.or.jp/ice/history/world02.html)
カトリーヌは無事アイスクリームを食べられたみたい
フランスへ嫁ぐことになった、イタリアの大富豪の娘・カトリーヌ。美食家の彼女は、大勢の料理人や菓子職人を引き連れてお嫁入りをします。
その中にいたアイスクリーム職人が婚礼の宴で振る舞ったシャーベットは、フランスの貴族たちを驚嘆させたそう。カトリーヌは無事、フランスでもアイスクリームを食べられたようです。
アイスクリームに限らず、イタリアのお菓子はフランスの食文化に大きな影響を与えました。カトリーヌの婚礼がなければ現在のフランス菓子はないとまで言われることも。カトリーヌが美食家でよかった…
ちなみに、アイスクリームの歌とは
『アイスクリームの歌』はNHKで放送された童謡で、作詞はさとうよしみさん。初放送が1960年代と古く、誰もが子どもの頃に一度は耳にしたことがある有名な歌。今年の6〜7月にはラジオで54年ぶりに放送されました。