秋葉原のリアルに美味しい店をお届けする、ガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、基本ラーメン、応用カレーになるのは否めません。
なぜなら秋葉原の7割はラーメンとカレーで構成されているからです。
しかし!
筆者(YELLOW)も流石にラーメンやカレーばかりを食べるのもシンドイので、たまにはオムライス的なご馳走を挟んでみるのもオツな予感で御座います。
オムライス専門店『神田たまごけん』
というわけで、『神田たまごけん』に訪れてみた筆者です。
路地の奥にあるのでスマホでナビっても微妙に迷うロケーションですが、分かりやすく言えば牛丼専門店『サンボ』の横を入ればオッケー牧場な予感です。
っていうか、秋葉原の地理に詳しければ周知の事実なので言う必要はないのですが、あえて言おう!
「むしろ『サンボ』の横道を入る以外の選択肢はない!!」
むさ苦しい店が多い秋葉原において、この『神田たまごけん』の爽やかさは一服の清涼剤でして、比較的女子層がソロで入るとしても難易度は低めかと存じます。
美味しいオムライスを支える厳選素材!
米は青森県産の“まっしぐら”、卵は高原採卵農場の“伊達男卵”とコダワリ具合が半端ありません。野菜も毎朝、大田市場から仕入れています。
さらに店の看板とも言える“デミグラスソース”は注ぎ足しと寝かせを繰り返した自信作との事。
まさに死角無しの布陣ではないでしょうか?
ちなみにコチラの新鮮な野菜を使ったピクルスが激ウマで食べ放題で御座います。
『ハヤシキノコチーズオムライス』を食す!
なんとなく季節限定のオムライスにも惹かれてしまいますが、ソコは記事優先という事でデフォルト系なスタンダードメニューを選ぶ必要があります。
ということで、普通に『ハヤシキノコオムライス』(790円)を食べようと思ったのですが、華麗に券売機のボタンを押し間違えて『ハヤシキノコチーズオムライス』(890円)の食券を購入してしまいました。
しかし!
結果オーライで御座います。チーズが入った所で美味しくなるだけであり、デメリットがあるとすればカロリーがアップするくらいでしょうか?
まさに「これぞオムライス!」と言った感じの優雅なビジュアルですが、その味の方はどうなのでしょうか?
オムライスとしての完成度が高い!
オムライスと言えば“フワトロ卵派”と“卵薄巻き原理主義者”で戦争になりがちですが、筆者はどちらも好きなので問題ありません。
『神田たまごけん』のオムライスは“フワトロ”な奴ですが、さすがに卵にコダワッテいるだけあって味の方はマーベラスで御座います。
さらにソース類もしっかりして、特にデミグラスソースの出来映えはイチオシ出来ますね。
ちなみに今回はチーズも加わっているので、チーズ独特のコクが出ていて良いアクセントになりました。
さらにチキンライスも都度炒めている(3食分くらい?)ので、その美味しさは文句無しで御座います。
オムライスと言うと卵の方ばかりが注目されがちですが、筆者的には“チキンライスが肝”だと思っています。
ソースも2種類なので2倍楽しめると言うのもポイント高いですね。オムライスに特化した専門店ならではの、それぞれの完成度の高さと気合いを感じます。
秋葉原でも美味しいオムライスが食べられる事実を、再確認した筆者で御座います。
ピクルスが素敵過ぎる件の是非
さらにサイドを固めるスープや食べ放題のピクルスが素敵過ぎます。
このピクルスの正確なレシピを教えて貰って、家の冷蔵庫に常備したい衝動に駆られました筆者です。
スープに関してはラーメン屋での修行経験を生かしているとの事で、確かに普通の洋食屋さんのスープとは違う感じのスープでした。
このスープも平日限定のサービスですが、一杯おかわり無料との事です。
ご馳走様でした!
『ハヤシキノコチーズオムライス』 総評
お値段890円にして、かなり満足度の高い一品だと思いました。
それぞれの素材に対するコダワリもリスペクトですが、それらの素材の美味しさを引き出す確かな技術、ソースやチキンライスに手間を掛けるなどの努力が、このオムライスの味に繋がっている事は間違いありません。
今回は盛りもデフォルトのままですが、ボリューム感も丁度良くシャレオツなオムライスにありがちな“物足りない感”は皆無です。
というわけで、秋葉原でカジュアルにオムライスを堪能するなら、是非とも利用したいと思った筆者で御座います。
あと、訪れると次回から利用出来るサービス券的な何かを貰えますが、何気に店の周辺で配っている事もあるので、見付け次第“確保”した方が良いとアドバイスしておきましょう。
それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には、この『神田たまごけん』の美味しいオムライスを試してみて下さい。
『神田たまごけん』秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田3-14-3
営業時間 11:00~21:00
定休日:無休