さて、いよいよ関東も梅雨入りですが、時には初夏を思わせる暑い日も少なくありません。ガジェット通信の編集部がある秋葉原も、エアコンの排熱やコンクリートからの輻射熱で都会特有の異様な暑さを感じます。
そんな中、美味しい食べ物を探す為に歩き回る筆者(YELLOW)のストレスは、時に我慢メーターを振り切ります。
「もう暑くて歩けんかもしれんね……」
仕事を放棄して帰宅したくなる案件ですが、そんな時は秋葉原のオアシス『銀座ライオン』へ迷わずGO!で御座います。
最高に旨いビールが飲める『銀座ライオン』
ビールの美味しさを決める要素とはなんでしょうか?
勿論、暑い夏に喉がカラカラだとか、綺麗な“バドガール”(ほぼ死語)を眺めながら飲むとかシチュエーションも大事です。
しかし!
ビールの美味しさを決める最大の要素は、やはりビール自体の美味しさと注ぎ方である事は否定出来ません。
というわけで、秋葉原で最高のビールを飲みたいと言うのであれば、この『銀座ライオン』こそ至高の存在かと存じます。
意外とリーズナブルだぞ『銀座ライオン』
名前に銀座が入っている時点で、格式高くお値段もセレブな予感ですが、意外と『銀座ライオン』はリーズナブルで御座います。
リーズナブルと言っても、そこら辺の“立ち食い蕎麦屋”のチョイ呑みとは次元が違いますが、筆者のような庶民でも問題ないレベルと言う意味です。
むしろ、ビールだけで考えれば『エビス生ビール大ジョッキ』が950円とか、普通に居酒屋レベルの価格帯ではないでしょうか?
というわけで、筆者は迷わず『琥珀エビス大ジョッキ』(1020円)をチョイスしました。
ビールの美味しさの決め手は品質管理と注ぎ方である!
そして『銀座ライオン』のビールの美味しさを支えるのは、厳重な品質管理と、ビールを注ぐ技術にあります。
生ビールが好きな人であれば周知の事実ですが、ビールは注ぎ方ひとつで味が大きく変わります。
なので『銀座ライオン』の各店には“ビールを注ぐ専門の職人”を配置し、最高の状態で各種のビールを提供出来るようになっているのです。
筆者のジョッキを見て頂ければ分かるのですが、グラスにビールが付着しています。
これは失敗してビールが溢れてしまったわけではなく、わざとビールの泡を少しだけ溢れさせ、さらに泡のトップをナイフで切っているのです。
ビールの注ぎ始めの泡は微妙な雑味が含まれるので、雑味が乗る上の泡を切って捨てて、よりビール本来の美味しさを引き出しています。
これぞ、まさに究極のビールではないでしょうか?
家で飲む『琥珀エビス』も美味しいのですが、その2倍ないし3倍は美味しいと言っておきましょう。
なお、筆者が訪れた時はイベントをやっていて、ビールを飲むと色々なモノが当たるクジを引く事が出来ましたが、結果はご覧の通りです……。
『銀座ライオン』と言えばローストビーフである!!
そして!
『銀座ライオン』と言えば“ローストビーフ”かと存じます。まさに『銀座ライオン』の看板メニューであり、最上位に位置する別格のメニューなのです。
しかし!
流石にココら辺から銀座価格を感じる一庶民の筆者は、さりげなくレギュラーのローストビーフをスルーして、ローストビーフランチにしようか悩み始めます。
結果、最終的には『ローストビーフのガーリックピラフ』(1480円)をチョイスしました。
個人的にガーリックピラフが好きなのもありますが、取材する上での予算的な裏事情も考慮した結果であると言っておきましょう。
『ローストビーフのガーリックピラフ』を食す!
ビールを愉しみながら、料理が来るのを待ちます。『銀座ライオン』は比較的“品の良いお客様”が多く利用されるので、秋葉原のド真ん中にあるとは思えないほど、快適な空間でビールが飲めるのもポイントです。
そして筆者の『ローストビーフのガーリックピラフ』が降臨なされました。
このシャレオツな長皿が銀座感を出している予感ですが、何気にボリュームもあり“肉食系メニュー”としての貫禄を感じますね。
ローストビーフが超美味しい予感!!
まず、ローストビーフのなんたるかを筆者が語ると小一時間かかるので割愛しますが、ローストビーフとは赤身の肉を一番美味しく食べる為の手法で御座います。
そして!
日本最古のビアホールである『銀座ライオン』の伝統でもあります。
このローストビーフを食べてしまうと、それまでのローストビーフは一体なんだったのかと考えてしまう予感ですが、やはり人は本物を知って成長出来ると思うので、人生勉強の一環としても食べるべき一品であると断言しておきましょう。
和牛と違い脂の美味しさは控え目ですが、牛の赤身肉本来の美味しさはバッチリで御座います。
昼間からローストビーフで美味しいビールを飲むとか、このくらいのチョットした贅沢を愉しめる余裕は欲しいですよね。
ガーリックピラフも旨し!
基本、食べ物の美味しさを伝えてナンボの筆者ですが、時に多くを語りすぎるのは野暮と言うモノかと存じます。
文字で長々と綴るよりも写真を見れば、その料理の美味しさは一目瞭然ではないでしょうか?
ちなみにコチラの『ローストビーフのガーリックピラフ』は、ローストビーフもピラフも“酒のツマミになる!”と言う無双ぶりで御座います。
『銀座ライオン』 総評
今回は休憩がてら、落ち着いた雰囲気のビアホールで軽く飲むというコンセプトで訪れましたが、この『銀座ライオン』(秋葉原ラジオ会館店)では
「飲み放題」
などのパーティープランもあるので、これは是非ともグループでも利用してみたい予感ですね。
筆者はあまりカフェやファーストフード店で休憩する習慣がないので、秋葉原で疲れた時は、ほぼほぼ『銀座ライオン』一択で御座います。
それでは、是非みなさんも秋葉原では意外と穴場(?)な『銀座ライオン』で最高に美味しいビールを飲んでみて下さい。
『銀座ライオン』秋葉原ラジオ会館店
住所:東京都千代田区外神田1-15-16 秋葉原ラジオ会館B1F
営業時間 11:30~22:30 日曜祝日 11:30~21:30
定休日:年末年始