華麗に秋葉原を制覇するガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、あえて言おう!
「立ち食い蕎麦も嫌いじゃないぜ!」
というわけで、今回は毎度お馴染みJR秋葉原駅にある『新田毎』に、筆者(YELLOW)は行って参りました。
秋葉原駅構内にある『新田毎』こそ至高!
基本、秋葉原周辺の飲食店は11時前後から営業する店が多いので、それ以前の時間帯となると選択肢は少な目で御座います。
そんな時こそ、この『新田毎』の出番で御座います。
「朝からハンバーガーなんか食ってられるかよ!」
って感じのチャキチャキの江戸っ子にとっては、早朝から営業している“立ち食い蕎麦屋”こそ至高の存在なのです。
しかも、この『新田毎』はJR秋葉原駅の構内にあるので、会社に向かう途中に立ち寄れる便利なロケーションにあるのは強いですね。
サービスデーの『ステーキカレー』を所望する!
「立ち食い蕎麦が好きと言ったな? あれは嘘だ」
無論、立ち食い蕎麦もそこそこ嫌いじゃない筆者ですが、カレーと比べたら圧倒的にカレーに軍配が上がります。
しかも!
カレーにステーキが乗ったらどうでしょうか?
さらに、それが690円だとしたら貴方は蕎麦を欲しますか?
つまり!!
“火木土日”の『新田毎』サービスデーは、ほぼほぼ『ステーキカレー』一択と言っても過言ではなく、この『ステーキカレー』を食べ飽きた猛者だけが、レギュラーメニューを食べているという現実を受け止めるべきなのです。
迷う事なく券売機で『ステーキカレー』(690円)を購入し、カウンターで店員さんに食券を渡します。
しかし、何気に“揚げ物系”も美味しそうですねぇ……。コレは次回はアレを試してみましょうかねぇ(意味深)。
『ステーキカレー』を食す!
『ステーキカレー』のステーキは都度、調理しているので“立ち食い蕎麦”にしては時間が掛かりますが、690円なら満面の笑顔で待機出来る自信があります。
そして『ステーキカレー』の降臨Death! まあ、正直なファーストインプレッションは
「690円にしては頑張ってるな~」
ってくらいのモチベーションですが、この内容であれば『ステーキカレー』を名乗っても恥じる事はないと思います。
肉は固いぞ!『ステーキカレー』
早速、ステーキからガッツリ行ってみることにしましょう。
厚さはギリでステーキって感じですが、ちゃんと牛肉なので特にディスる要素はありません。焼き加減もミディアムなので、牛肉の美味しさを味わうことが出来ると思います。
あと、しいて言うなら噛み応えがある肉ですね。
多分、オージービーフだと思われますが、同じオージービーフでも“グレインフェッドビーフ”(穀物肥育牛肉)ではなく、いわゆる“グラスフェッドビーフ”(牧草飼育牛肉)の差でしょうか?
最近は美味しい肉しか食べていなかったので、久しぶりに噛み応えのある懐かしい牛肉を食べた気がします。
しかし!
これはこれで赤身と言うか肉本来の旨みを噛み締めて味わうステーキとして、たまに食べるとオツな予感で御座います。
カレーは普通に業務用ですが、何か?
立ち食い蕎麦屋のカレーに、多くを語るのは無粋というモノで御座います。
可もなく不可もなし、誰もが安心して食べられる味に安らぎを見出して下さい。
とはいえ、ライスの量もチョイチョイあるので、この『ステーキカレー』のボリュームと満足度は非常に高めであると言っておきましょう。
『ステーキカレー』 総評
まず690円ありきの『ステーキカレー』ですので、値段先行で評価してナンボかと思った次第です。
そして!
冷静に考えてみたら『とんかつカレーセット』(カツカレー&蕎麦か饂飩)の830円の方が、お得なんじゃないのか感は否めません。
しかし!
やはり“ステーキ”という言葉の響きはカツカレーをも凌駕すると思われ
「サービスデー限定なので今この瞬間に食べなきゃ損するかもしれない!」
みたいな謎の強迫観念も相まって、結果として常連以外はついつい『ステーキカレー』を食べてしまう罠である事が判明しました。
とは言え、やはりステーキとカレーが690円で愉しめるのですから、この『新田毎』の破壊力は認めざるを得ない予感です。
なお、今更感がジワジワ来る『ポテそば・うどん』(380円)を地味にアピールしてくる辺り、なかなか商魂逞しい頼もしい店だなと思った次第で御座います。
それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には、一度くらいは『新田毎』の『ステーキカレー』を食べてみて下さい。
『新田毎』秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田1-17-6 JR秋葉原駅 総武線6番ホーム
営業時間 6:30~23:00
定休日:年中無休