告発!「京都大学」の合格実績にひそむ闇(定員をはるかに越える合格実績数)
さっき、ググってみたら大規模予備校の合格者数が公表してあった。既に2016年度の発表が終わっているところと、昨年のものが公開してあるところが入り混じるが、下記のようになっている。
全国的に有名なところだと 河合塾 1134名
駿台 1407名
東進 309名 合計2850名
私の住む中京地区で有名なところでは 佐鳴 18名
エイスウ 17名
東進 10名 合計45名
この6つの塾だけで、京大の合格者は「2895名」となる。京都大学の定員「2778名」を越えてしまう。関西圏で有名な塾というと、研進館がある。ここの京大合格者数は、105名と公表してある。
すべて本当なら、この7塾だけで京大合格者数は2955名。もちろん、関東、東北、九州、北海道にも有力塾はある。いちいち調べないが、合計したら、軽く3000名を越えることは分かってもらえるだろうか。
定員をはるかに越えていく。
ここは、舛添さんのように苦しい言い訳で切り抜けるつもりだろうか。「これはですね、駿台とエイスウのダブルスクールというのもあるわけで・・・」。
あるわけない!!
私のようなプロの目が入ることも警戒して、「模試の受験生はカウントしていません」とか「現役生のみ」ですとか「講習会だけの生徒はカウントしていません」とか、いろいろ書く塾もある。
ほとんどの塾が、過去にそうやって水増ししてきたし、この数字は今も水増しをしている証拠だ。
三菱自動車の燃費問題が大きくとりあげられた。100万円を越える高価な買い物なのだから、消費者が怒るのもムリはない。しかし、塾や予備校だって、100万円を越えることもある買い物なんです。
塾業界に長くいると、監督官庁がないに等しいことに気づく。簡単に言うと、やりたい放題。バレなきゃ、オッケーなのだ。