【ガジェ通秋葉原制覇】二郎インスパイアの店で煮干し系ラーメンを欲した結果 @『野郎ラーメン』秋葉原店

ガジェット通信の秋葉原制覇も、ちょいちょい進んで来た感のある今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか。僕(YELLOW)は元気です。

というわけで、秋葉原でラーメン食べまくりな筆者ですが、基本的にはどのラーメンも個性的で美味しいので飽きる事はありません。

しかし!

今回ばかりは、ちょっと(略

ガッツリ系の『野郎ラーメン』

いわゆる“二郎インスパイア系”の店だった『野郎ラーメン』ですが、すでに『ラーメン二郎』の味を目指す事は諦めて、オリジナルのガッツリ系ラーメンを提供しているラーメン屋さんです。

さして『ラーメン二郎』へのリスペクトを感じられない『野郎ラーメン』ですが、二ヶ月以内に“豚野郎系ラーメン”を4杯食べると入手出来る

「ブタックカード」

など興味を惹くモノもあり、ちょいちょい注目していた筆者です。

以前は町田にも『野郎ラーメン』があったので、ブタックカードも魅力的だったのですが、すでに撤退してしまったので使う機会は滅多にありません。

ということで、『豚骨豚野郎』(1030円)は見送って、最近のマイブームである煮干し系の『煮干野郎』を食べることにしました。

『煮干し野郎』を食す!

結果、こんな感じのビジュアルですが何か?

やはりデカ盛り級の“豚野郎シリーズ”に比べるとインパクトはありませんが、普通のラーメンとしてはボリュームがあるようなないような感じです。

筆者的にポイントとなるのは、やはり玉葱の存在でしょうか?

八王子ラーメンと言えば“玉葱”ありきのラーメンですが、それを彷彿させるグラフィックで御座います。

八王子ラーメンでは、スープに生の玉葱が入ることでスープの脂っぽさを中和しつつ、生玉葱の辛味を緩和する相乗効果でラーメンの味を高めていました。

麺は平打ち中太麺

とりあえず“煮干し系”は細麺が主流な予感ですが、この『煮干野郎』は平打ちの中太麺でした。

まあ、麺自体のボリュームもあるので特のコレといったディスりはありませんが、やはりスープに合わせるなら細麺が無難な予感です。

メンマは上々である

予想外にメンマは良かったし、豚(チャーシュー)もそこそこ合格点に達していると思われ、ここまでは問題なしです。

青ネギと玉葱のダブル効果は謎ですが、まあ両方入っていた方が“お得感”はあるので良しとしましょう。

若干、青ネギの乾燥加減が気になりますが、そこはスープに浸しておけば復活するのでフォロー可能です。

しかし!

人生を濃くする謎の液体“パンチ汁”ですらリカバリー出来ない事件が発生しました。

史上最高に雑なスープに女将を呼べ事件が誘発!!

っていうか、最初にスープを頂いた瞬間、俺ん中の海原雄山がマッハで女将を呼びつける勢いで御座います。

なんでしょう?

繊細とか薄いとかそういう次元じゃなくて、このスープを一言で端的に表すなら

「今までに食べたラーメンでも三本の指に入る雑な味」

となるでしょうか? 筆者も自分で麺を打ったりラーメンスープを作るのですが、滅多なことでは

「自分で作った方が美味い」

などと軽はずみなことは言いません。が、あえて言おう!!!

「このスープなら俺でも超えられる」

店舗限定のラーメンなのでブラッシュアップが足りないとか、そんなレベルじゃない手抜き感、雑な味、何も良いところを見出せない完成度の低さは、逆に必食すべき一杯かも知れません。

コクも旨みも何もなく、ただただ煮干しの微妙な苦さと薄っぺたいスープの奥行きは驚きですね。

”スープの雑な煮干し系ラーメン”という新しいジャンルを見出そうとしたのなら、それはそれで感動ですが本気で美味しいラーメンを狙った結果がコレなら笑えません。

もし、このラーメンを作った人が他の店で煮干し系のラーメンを食べたことがあるのなら、絶対に店で出そうと思わない圧倒的なクオリティに、逆に感動しました。

自分だったら業務命令でも実行不可です。切腹して自害する道を選びます。

未だに日本でココまで不味(略

『煮干野郎』 総評

あと小一時間は言いたいことがあるのですが、自主規制により強制終了で御座います。

「食べ物を粗末にしない」

という鉄の掟に従って生きて来た数十年の月日が、危うく崩れ去る案件のラーメンに、ただただ驚いた筆者です。まあ、食レポでディスりとかタブーな業界ですが

「面白い映画は面白い、ツマラナイ映画はつまらなかった」

と言える世界でありたいと願う筆者で御座います。

無論、映画も料理も個人の嗜好に左右されるので、人によっては面白かったとか糞つまらなかった等と意見が分かれて当然だと思うのです。

しかし!

冷静に考えて見れば“二郎インスパイア”がベースの店で、煮干し系のラーメンを欲した筆者の配慮が足りなかったのかもしれません。

今回は明らかに筆者のミステイクが原因であり、その店の得意とするラーメンで勝負しなかった結果の大惨事と言えるでしょうか?

もしも次回、何かしらのアクシデントで訪れる機会があったら、その時は素直に“ブタックカード”狙いでソッチ方面をオーダーしたいと思いました。

それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には、煮干し系なら『すごい!煮干しラーメン凪』、ブタックカード狙いなら『野郎ラーメン』を選択して下さい。

以上です!

『野郎ラーメン』秋葉原店

住所:東京都千代田区外神田3-2-11

営業時間 11:00~22:00
定休日:年中無休

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

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