ガジェット通信がオフィスを構える秋葉原の”食の充実っぷり”はパネェ感じで御座います。特にここ数年は圧倒的とも言える新店ラッシュで、都内でも屈指のグルメスポットと言っても過言ではなりません。
なので、ぶっちゃけ秋葉原の記事とかチョロいんですけど、あえて言おう!
「新しく出来たチェーン店には興味がねぇ!」
あくまでも筆者(YELLOW)の個人的な見解ですが、チェーン店なんか紹介してドヤってる場合じゃありません。
むしろ、失われつつある“古き良き秋葉原”を掘り下げてナンボと思っています。
確かに“大手チェーン店=大資本”なので、そういう記事はそこら辺の一流ライターさんが書けばよいのです。
筆者のようなライターは、身の丈に合った店を書くのがお似合いではないでしょうか?
1959年創業!『かんだ食堂』
「アキバの老舗」
って自ら書いちゃうのは如何なモノかと存じますが、いわゆる“神田青果市場時代”から続く秋葉原の名店で御座います。その頃から続くポリシーの中に
「忙しい人のために、料理は素早く提供すべし!」
みたいな鉄の掟があり、とにかく料理が出て来るのが速いです。速いというか一部の料理は調理して皿に盛られて待機しています。
スタッフも全員がベテラン勢で固められ、まさに日本のファーストフード的な何かを昔から実践している『かんだ食堂』で御座います。
『カツカレー』を所望する!
ちなみにガジェット通信の“秋葉原制覇”はカレーから制覇しようみたいな勢いなので、ここはひとまず『カツカレー』(770円)を頂くことにします。
しかも!
この日は『カツカレー』と『豚生姜焼』がサービス価格で提供されていたので、ちょいちょい嬉しくなった筆者です。
卓上調味料なども必要最低限にシンプルにまとまられていますね。
そしてオーダーして2分ほどで筆者の『カツカレー』(サービス価格670円)が運ばれて来ました。
秋葉原で伝説の『カツカレー』を食す!
恐らく秋葉原で一番多く食べられて来た『かんだ食堂』の『カツカレー』の勇姿が今ココに!
と、言う程の感動のないビジュアルですが、まあ定食屋さん、もとい食堂の『カツカレー』ってのは、往々にしてこんな感じかと存じます。
このダイナミックに突き刺さったスプーンの角度が、いかにも江戸っ子ですね。お洒落な店でコレだとドン引きですが、下町の食堂ならコレが正解かと存じます。
そこそこ厚いロースカツ
オーダーしてから2分で運ばれる時点で周知の事実ですが、あえて言おう!
「トンカツは揚げたてではない!」
しかし!
お昼のコアタイムともなると回転の速い店なので、さしてトンカツも冷めてないので許容範囲で御座います。
油はしっかり切っているので衣はサクサクのままですし、筆者的にはディスる要素は皆無です。
昔懐かしい黄色いカレーが郷愁を誘う件
今となっては絶滅危惧種の“黄色いカレー”に近いモノがありますね。
若干、オリジナル(業務用)よりも色付いている感はありますが、モタっとした食感と、ノースパイスな感じは非常に近いと思われます。
オリエンタルなカレーではなく、あくまでもジャパニーズカレーの王道は、こんな感じのカレーではないでしょうか?
ライスの盛りも豪快である!
グラフィック的には掴めませんが、何気にライスのボリュームは有りますね。これなら市場で働く人の胃袋も満足させる事が出来ると思います。
しかも!
『カツカレー』の定番とも言える“大盛り”にも対応しているので、食に自信がある人は大盛りを食べた方が幸せになれる予感です。
ご馳走様でした!
『かんだ食堂』 総評
まさに“トンカツ、カレー、ライス”が三位一体となった『かんだ食堂』の『カツカレー』でした。
とにかく突出した旨さではないのですが、やはり『カツカレー』というメニューのバランスを考えた場合、それぞれが強調し過ぎずに調和する味を出すってのは、素晴らしい事だと思います。まさに
「オーセンティックな秋葉原のカツカレー」
と呼ぶに相応しい一品ではないでしょうか? この素晴らしい『カツカレー』がいつまでも食べられる事を願う筆者で御座います。
ちなみに『かんだ食堂』は他にも美味しいメニューが揃っているので、この記事が『Twitter』で100RT、もしくは『Facebook』で100超えたなら、それら残りのメニューも紹介して行こうと思います。
それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には、この『かんだ食堂』で美味しいランチを楽しんでみて下さい。
『かんだ食堂』
住所:東京都千代田区外神田4-4-9 角豊前川ビル1F
営業時間 月~金 11:00~15:30 17:00~22:30
土 11:00~18:00定休日:日曜祝日