筆者は乃木坂46のファンなので、頻繁にブログを拝見しているのだが、そのブログにて多くのメンバーが“映画“について語っているのを見かける。こんな映画を観たとか、こんな映画が観たいとか。
このようなことはブログだけに留まらず、様々なメディアのインタビューでも語っている。特に西野七瀬さんは、2015年に映画100本を鑑賞することを目標として掲げていた。そして深川麻衣さんも、同じく2015年に60本の鑑賞を目標とし、秋にその目標を達成。鑑賞した映画を記録したメモをブログで公開していた。
そんな、映画好きが多い乃木坂46のメンバーに、薦めてみたい映画を独断と偏見で選考。もちろん、メンバー以外の方にも参考にしてもらえると幸いだ。
『エターナル・サンシャイン』(2005年日本公開)
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主演を『マスク』『トゥルーマン・ショー』のジム・キャリーが務めた作品。”記憶除去手術”を受けた男女のカップルによる、記憶と恋愛をテーマにした作品。第77回アカデミー賞では脚本賞を受賞している。本作はラブストーリーということもあり、とっつきやすい作品である、メンバーの誰にでもオススメできる作品だ。
『オズの魔法使』(1954年日本公開)
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ミュージカル映画であり、ファンタジー映画の大傑作。主題歌の『Over the rainbow』はあまりにも有名だ。
本作はミュージカル映画ということで、ミュージカルの出演経験もある生田絵梨花さんにオススメしたい。古い映画だが、見る者に希望を与え、名作は色褪せないとはまさにこのことかと思わせてくれる作品だ。
『ギルバート・グレイプ』(1994年日本公開)
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主演にジョニー・デップ、そして若き日のレオナルド・ディカプリオも出演しているヒューマン・ドラマ作品。
本作はジョニー・デップの代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』を好きな映画にあげていた、西野七瀬さんと斉藤優里さんにオススメしたい。
ジョニー・デップは『パイレーツ・オブ・カリビアン』で人気になる前、本作のようなヒューマンドラマに多く出演していた。そのため本作は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や、ティム・バートン作品などでのイメージが強いというメンバーにもオススメしたい作品でもある。
また、ジョニー・デップだけでなく、レオナルド・ディカプリオの名演にも要注目。彼はこの作品で、初のアカデミー賞ノミネートを果たしている。
『ソードフィッシュ』(2001年日本公開)
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『パルプ・フィクション』のジョン・トラボルタ、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマンによるアクション映画。
本作はただのアクション映画ではなく、所謂衝撃のラストが待っている作品。謎解き要素がある映画なので、ミステリー系が好きだという深川麻衣さんに薦めてみたい。注意してみていると、所々にヒントが散らばっている。そして、ラストを迎えたとき、それらを当てはめ考察したくなるだろう。
『ピアノ・レッスン』(1994年日本公開)
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本作はピアノが重要な要素になっている作品なので、特に生田絵梨花さんにオススメしたい作品だ。
子どもの頃から喋ることができずピアノの音色を言葉代わりにしていた女性エイダと、彼女のピアノを土地と交換して手に入れた原住民と同化した男との物語。
本作は、カンヌ国際映画祭で最高の賞である”パルム・ドール”を受賞。さらに、第66回アカデミー賞でも脚本賞に主演女優賞、助演女優賞の3部門で受賞している。
以上、5作品を紹介させていただいた。それぞれ、特にと思えるメンバーに推薦してみたが、どれも全員にオススメできる作品ばかり。特に『ピアノ・レッスン』は、女性の監督による女性を描いた作品であるため、メンバー全員が感じるものがあるのではないかと思う。5作品、いずれも面白い作品なので、見たことがない方はぜひ。
※画像は乃木坂46公式サイトのスクリーンショット