Facebookは、開発者への、Messenger Platform(β版)の提供を開始した。 2016年4月12日
By David Marcus、Facebookのメッセージング製品担当役員
Facebookは、開発者が、Messengerを毎月使用する、世界の9億人以上のユーザが、友達や家族やビジネスと接続できるようにする、Messenger Platform(β版)の提供を開始した。
Messengerで、世界で、毎月、9億人以上のユーザが、友達や家族をコミュニケートしており、5000万人以上のビジネスと接続している。
2015年に、米国において、Messengerは、iOSで、2番目にポピュラーなアプリであった。
Facebookは、これまで、ユーザ経験を向上させることに焦点を合わせ、ユーザが、Messengerで出来ることを拡張している。
この取組みの一貫として、Facebookは、Messengerプラットフォームに、さまざまな特徴を持つチャットボット(ボット)を提供し、便利で、楽しい方法で、Messengerの顧客と、より深い対話を構築するために、数社の企業と提携している。
Facebookは、複数のチャットボット(ボット)をホストできる、Messenger Platform(β版)と、Send/Receive APIの提供を開始した。
ボットは、何かを知りたいユーザと、直接、対話することにより、天気や交通情報のような、自動化されたコンテンツから得られた情報を、ユーザに提供できる。
Messenger Platform用のSend / Receive APIは、テキストの送受信だけでなく、画像や、呼び出し操作を含む、対話型のバブル・メッセージもサポートする。
開発者や企業は、レビュー用に発行される、Messenger用のボットを構築するためのドキュメントにアクセスできるようになる。
Facebookは、Webサイト用のプラグイン、ユーザ名、Messengerコードなどの発見ツールも構築した。
Facebookのニュース・フィード広告は、Messengerのスレッドの開始を可能にし、顧客マッチング機能は、SMSを通して送られる、メッセージが、Messengerに送られるようにする。
Wit.aiのBot Engineを利用することで、開発者は、自然言語を解釈でき、絶えず学習できる、より複雑なボットを構築できるようになる。
(続く)