DRaaS、「サービスとしての災害復旧（Disaster Recovery as a Service）」は、仮想プラットフォームで、データのバックアップ、リカバリ、および、修復を可能にすることにより、企業に持続性を提供する、クラウド・ベースのサービスである。 2016年4月17日
By Chris Preimesberger、eWEEK
データセンターのサーバにおける、災害の要因と割合を以下に示す。
・人的なミス： 60%
・勘違いのアップデートやパッチ： 56%
・サーバ・ルームの問題： 44%
・電力の供給停止： 29%
・火事や爆発： 26%
・地震などの天災： 10%
（続き）
・Seagate：
Seagate EVault Cloud Resiliency Serviceは、自己管理とプロバイダ管理の、データ保護とリカバリ・サービスを提供する、DRaaSサービスである。
このDRaaSモデルは、計画された、休止時間中のアクセスに加え、システム・データのリアルタイムな複製を提供し、供給停止の１時間以内に、重要なデータの有用性を保証し、災害時でも、システムを確実にアクセスできるようにする。
このDRaaSサービスは、Microsoft Windows Server、IBM AIX、Red Hat、SUSE Linux、VMwareといった、サーバOS、仮想プラットフォームをサポートし、データやアプリケーションを保護する。
・Verizon
Verizonは、VMware、Microsoft、HP、および、Ciscoと協調して、顧客の特定のニーズに適用できる、DRaaSサービスを提供している。
Verizonのデータ複製サービスは、サーバ全体を完全に復旧できるようにし、ユーティリティ・コンピューティング・プラットフォームに、OS、データ、および、アプリケーションをリストアする。
Verizonは、ネーティブな複製能力を持つ、アプリケーションに、オフサイトの安全装置やアクティブな構成を提供する。
・VMware
VMwareのDRaaSモデルは、プライベートとパブリックのクラウド・ホスティングに適している。
Mware Virtual SAN、VMware vSphere Replication、および、VMware Site Recoveryは、個々の企業により構築された、プライベート・クラウドをサポートし、セキュアで、独立したホスティングと、重要なデータのテストを可能にする。
VMware vCloud Air Disaster Recoveryは、ネーティブなクラウド・ベースのリカバリに適しており、非同期なデータの複製を生成するために、VMware vSphere Replicationを使用する。
VMwareは、システム・データ全体がセキュアであることを確かにする、仮想化技術を提供している。
バックアップ・サービスは、データ、システム、および、アプリケーションの、タイムリで効率的な保護を可能にする。
・Windstream
WindstreamのDRaaSモデルは、高速、コスト効果的なデータ保護とリカバリに、焦点を合わせている。
あらゆるアプリケーション、サーバ、および、データは、クラウド環境において、ホストされ、災害時にも、数分間、実行される。
データへの顧客のアクセスを保証するために、Windstreamは、テストやリカバリに対する、自己管理オプションと共に、継続的な複製を提供する。
Windstreamは、仮想サーバと物理サーバを後援する、クラウド・ツー・クラウドのリカバリと、サーバ・ツー・クラウドのリカバリを提供する。
また、Windstreamは、EMCベースとNetAppベースのデータセンターに対する、専門のオプションも提供する。
