Uberは、インドネシアで、オートバイ・タクシー呼出しサービスを開始する。 2016年4月14日
By Resty Woro Yuniar、WSJ
Uber Technologiesは、オートバイ・タクシーの競争が激しい、インドネシアにおいて、オートバイ・タクシー呼出しサービスを開始する。
ユーザは、Uberのアプリを開き、オートバイ・タクシーを呼ぶ、uberMotorと呼ばれる、オプションを選択できるようになる。
小型のオートバイ・タクシーは、インドネシアの首都、ジャカルタの渋滞しがちな交通事情に合っており、需要が多い。
uberMotorは、ライバルのGo-Jek(最低料金、1200ルピア(91セント))やGrab(最低料金、10000ルピア(76セント))のオートバイ・タクシー呼出しサービスよりも、安い、1,000ルピア(7セント)/Kmの料金で、オートバイ・タクシー呼出しサービスを提供する。
インドネシアは、タイとインドに次いで、Uberのオートバイ・タクシー呼出しサービスが利用できる、アジアで3番目の国になった。
ユーザは、その国で許可された方法(現金やクレジットカード)で、料金を支払うことができる。
Uberは、ジャカルタで、何人のオートバイ・タクシー・ドライバーを雇用しているかは、明らかにしていない。
インドネシアの大手のオートバイ・タクシー会社、Go-Jek Indonesiaは、e-コマース会社、Lazada Indonesiaと提携し、オートバイ・タクシーでの食料品や雑貨などの配達サービスを開始した。
インドネシアの大手のオートバイ・タクシー会社、Go-Jek Indonesiaは、メッセージング会社、Lineと提携し、ユーザが、Lineのチャット・アプリで、オートバイ・タクシーを呼び出せるようにする。
シンガポールを拠点とする、Grabは、インドネシアのe-コマース会社、MatahariMallと提携し、インドネシアで、オートバイ・タクシーを使用して、輸送や配達サービスを開始する。
Uberは、インドネシアのJakarta、Bandung、Bali、および、Surabayaで、Grabは、Jakarta、Bali、Surabaya、Bandung、および、Padangに、オートバイ・タクシー呼出しサービスを展開している。