Amazonが、画像認識のスタートアップ、Orbeusを買収した。 ‘16.04.12

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 Bloombergの匿名のソースによると、Amazonが、シリコンバレーの画像認識技術のスタートアップ、Orbeusを買収したという。 2016年4月6日

 by Barb Darrow、Fortune

 Amazonが、ソフトウェア製品に、顔認識やオブジェクト認識機能を付加するために、ソフトウェア開発者が使用できる、WebサービスAPIやツール、ReKognitionを提供していた、画像認識技術のスタートアップ、Orbeusを買収したという。

 TechCrunchによると、ReKognition APIは、ソフトウェア開発者が、例えば、店の近くに立っている買物客が、男性か女性を認識し、より買物客に適合した広告を表示する、対話型の店のデジタル看板用のWebサービスを作成するために使用されるという。

 Orbeusは、現在、Rekognition API自体を、新たな顧客に提供していない。

 他のOrbeus製品には、PhotoTimeと呼ばれる、場所、日付、オブジェクトのような分類に基づいて、スマートフォンの写真にタグ付けできる、モバイル・アプリがあり、AppleやGoogleのアプリ・ストアで販売されている。

 PhotoTimeは、SNSサイトにある画像と、写真の画像を比較することにより、顔を認識することもできる。

 画像認識と音声認識は、コンピュータは、人間のように、新たなスキルを自分で学習できる、人工知能(AI)における、2つの重要な分野である。

 Amazonは、買収したとレポートされた、Orbeusに関するコメントを差し控えた。

 今週の初めに、Salesfarce.comは、AI技術のスタートアップ、MetaMindの非公開株を購入した。

 Amazon Web Services、Microsoft、および、Googlのような、クラウド・プロバイダが、画像認識技術のスタートアップに興味を持つ理由は、外部のソフトウェア開発者に、提供するためのツールに、画像認識機能を追加できることである。

 AmazonのCEO、Jeff Bezos氏は、AIにも、深い興味を持っている。

 Googleは、独自の画像認識と写真にタグ付けする能力を提供する。

 Microsoftは、ロンドンのAIベンダ、SwiftKeyを買収した。

 昨年、Appleは、AIベンダ、Perceptioを買収した。

 Amazonは、オンライン通販サイトで買い物をする、スマートフォン・ユーザの顔や雰囲気を認識するために、Orbeusの顔認識技術を利用することも考えているようだ。

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