世界のメディア会社が、ユーザや広告主を引き付けるために、自分たちが提供するメディアに、イマーシブなVR技術を利用することに取り組んでいる。 2016年3月10日
By USA TODAY Network
(続き)
また、世界のさまざまな業界の企業が、広告やマーケティングを中心とした分野において、イマーシブなVR技術を利用するために、VR技術の強化に取り組んでいる。
Amazonは、最近、同社のVRプログラムを推進する技術者を募集するために、求人情報サイト、Glassdoorに仕事を投稿した。
Fox Sportsは、スポーツのライブ・イベントに、ファンを呼び寄せるために、NextVRと、5年間の契約に署名した。
The North FaceとLufthansa航空によると、テキサス州のAustinで開催される、South By Southwest Interactiveフェスティバルのセッションの1つは、「Virtual Reality and the New Sales Experience」と呼ばれ、VR技術を使用した、新たな販売経験を紹介するという。
ユーザは、PCを使用して、最も基本的な形態で、360度ビデオを視聴できるようになった。
さらに、ユーザは、Google CardboardやSamsungのGear VRといった、スマートフォンを装着したVRヘッドセットを使用して、360度ビデオやVRコンテンツを、よりイマーシブに体験できるようになった。
「Harvest of Change」は、農場の生活に関する、VR物語である。
このVR物語は、Gannettが所有する、USA TODAY Networkから提供される、360度のコラム・ビデオの1つである。
USA TODAY Networkは、VRニュースやコラムなどの360度ビデオや、他のVRコンテンツを、2016年春に、同社の「VRtually There」と呼ばれる、専用Webサイトで、読者に提供する。
「VRtually There」については、USA Today NetworkのVR Storiesで、概要が紹介されている。
USA TODAY Networkの過去のVRコンテンツには、Des Moines Registerの農場での人生を垣間見る「Harvest of Change」や、米国海軍のBlue Angelsに乗った気分にする、「Experience the Blue Angels」などがある。
VRコラムを提供する、他のメディア会社には、The New York Times、United Nations、Time IncのSports Illustratedなどがある。
究極のVR経験は、Oculus Rift、Sony PlayStation VR、および、HTC Viveといった、ハイエンドのVRヘッドセットからもたらされるだろう。
これらのハイエンドのVRヘッドセットは、2000ドルの費用のかかるパッケージと強力なコンピュータを必要とする。
これらのハイエンドのVRヘッドセットは、2016年に入って、開発者に出荷されている。