電車内では不快なこともあるものだ

  by あおぞら  Tags :  

ニューヨークからニュージャージー州のニューアークへはパストレインという地下鉄が運行している。ニューヨーク市内で使われるメトロカードというプリペイドカードがこのパストレインにも使用可能で、例えばこのメトロカードでニューヨークの市バスを一区間の数分乗車しても、ニュージャージー行のパストレインで乗り換えを含めて1時近く電車に揺られても日本と違い乗車賃が均一なのがうれしい。

そんなパストレインはニューヨークの地下鉄より若干乗客の種類が違うように思える。先日、そのパストレインに乗車すると若い母親とよちよち歩きができるほどの男の子の親子連れが、連結に近い椅子に座った。ニューアーク駅から終点のニューヨーク33丁目行きの電車である。

発車するまでにまだ時間があったのだが、男の子が緊急時のボタンを押したようで若い母親が大声で子供を叱り始めたが、子供は「マミー!」くらいしか話せない幼子で、その幼子に母親はずっと説教をしていたことに心底驚いた。

母親の声は実に耳障りで、男の子は大声で泣きっぱなしで、その泣き声が異常なほど大きく、周囲の乗客も母親に視線を向けていた。私も申し訳ないけど気になってチラチラと見てしまうほど。

改めて子育てや躾は本当に大変なことだと思う。公共の交通機関に乗ると子供の躾のなっていない母親をよく目にする。母親自身が人間としてどうなの?というような人も結構多い。そういう母親の教育で育っていく子供たちが、これからアメリカに言葉は悪いが量産されるわけだ。

言葉をまだまともに発せられない幼子に説教する母親は、そのつんざくような大声が周りに迷惑をかけていることなどお構いなしの様子だった。母親の声とまたそういう母親だからこそ異常に泣き声をあげてみせる幼子の不快な二重奏にアメリカという大国の未来の不安を感じてしまった。

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