こんにちわ
先日、東京都練馬区で開催されています江古田映画祭に行って来ました。
3.11の震災以降に発起した映画祭で今年で5回目という事でした。
むかしお世話になった日大の近くという事もあり3/4の回にお邪魔しましたら
そこで上映されていました福島の原発周辺に取り残された動物たちを記録した
ドキュメンタリー映画「Zone存在しなかった命」にあまりにも衝撃を
受けましたのでご紹介させて頂きますね。
実際にほとんど世間には報道されていない現実がそこに写されていました。
その日は監督の北田直俊さんのトークイベントもありまして
そのお話で理解できたんですが、いわゆる20キロ警戒区域って
記録用にカメラの持ち込みや、取材人の立ち入りが原則禁止されているんですね。
だから、こういった類の映画って存在しないことも・・・。
ということは、この映画自体が法を破って製作された困難が窺えました。
なるほど凄い緊張感が保たれたまま非常に感銘を受けたのには
そういった背景があったからこそなんですね。
記事のタイトルにしました餓死した20000匹のペットですが
家畜なども合わせると100万頭以上らしいので改めて事故から5年目
ということもあり、こういった封印された事実を微力ながら訴えて
いきたいと思いました。
いまも中東など難民問題で世界中で賛否が分かれていますが、
今回拝見しました「Zone存在しなかった命」を思い返すと、
福島の特殊な環境というよりかは、私たちの目の前の現実社会こそが
虚構で固められた世界なんだって事に気付かされました。
映画自体は残酷描写もなく怖がらず普通に見れますから安心してください。
ということで予告編がありましたので
トークには現地で保護され、現在は監督が里親として幸せに
暮らしている奇跡くんも来場していました。
とても可愛い柴犬ですが、写真を撮るのを忘れました。
でも、動画がこれ ↓
この映画の上映会は3/11(金)のまさしく震災から5年目の19:00から
もう一度上映があります。
あれ? あの大震災の日も金曜日だっけ?
その他にも震災関連の映画が盛りだくさんです。