朝日カルチャーセンターのツイッターアカウントからこんなツイートが流れてきました。
【2月16日より募集開始!春学期講座】『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』のアニメーション監督・幾原邦彦さんが朝カルでトーク。「万博から世紀末まで‐僕はこんな作品を見てきた。」聞き手は藤津亮太さんと上田麻由子さん。
あの百合神様幾原監督が降臨。カルチャーセンターといえば定年退職した中高年が趣味を嗜む場所。そんなイメージがありませんか? そんなイメージを覆すような斬新過ぎる『神』が朝日カルチャーセンターに降臨されるというのです。アニメのトークイベントでも記者会見でもなく朝日カルチャーセンターにかっこよくスポーツカーで乗り付けてしまうというのでしょうか。意味がわかりません。監督はいつも予想の斜め上を走り抜けて行くのです。急いでホームページを確認しました。真剣に語って頂けることが期待できそうな講座情報が記載されていました。
『万博から世紀末まで 僕はこんな作品を見てきた。』というテーマで2月16日朝から予約開始されるとのこと。タイトルから察するに幾原監督がファンと公言されている寺山修司への愛も語っていただけるのではないでしょうか。
実は筆者は書店勤務の際にナマで幾原監督をお見受けしたことがあります。当時は『ウテナ』全盛期。幾原監督ご本人が『ウテナ』関連のカレンダーをどっさり購入されていきました。十年以上を経てツイッターで監督ご本人にお伺いしてみたところ、記憶にはないけれども恐らく関係者へのお土産だったのでは、とのご回答を頂きました。作品関連のグッズは喜ばれるそうです。
なるほど、アニメ関連品をいつも持ち歩いているわけではありませんし、自ら購入されるということは大切な相手だったのかもしれません。謎がとけただけではなく直接丁寧なご回答を得て感激した覚えがあります。
紳士な幾原監督からリアルに話を伺える機会はそうそうあるものではありません。胸にしまってこっそり申し込みするという逡巡を経て筆者はここに今お知らせしている次第です。ファンの方はぜひ申し込みいたしましょう。レッツ拝聴!
朝日カルチャーセンター
https://www.asahiculture.jp/ [リンク]