モバイル・アプリ、Riseは、スマートフォンのユーザを、ライセンスされた仮想栄養士のネットワークに接続する。 2016年2月5日
By Douglas MacMillan、WSJ
モバイル・アプリ、Riseは、スマートフォンのユーザを、毎日の食事の計画やダイエットに関して、アドバイスする、仮想栄養士のネットワークに接続する。
ヘルスケア会社、One Medical Groupは、数十万人もの患者に、主治医への手早いアクセスを提供している。
ヘルスケア会社、One Medicaは、ユーザを、食事の計画やダイエットに関する、毎日のアドバイス用にライセンスされる、仮想栄養士のネットワークへ、スマートフォン経由で接続する、モバイル・アプリを提供している、Riseを買収するという。
One Medicalは、このスタートアップ、Riseを、約2000万ドルで買収するという。
この買収取引は、ユーザを惹きつけている、フィットネスやヘルスケア用のモバイル・アプリを探している、デバイス・メーカ、サービス・プロバイダ、および、アパレル・ブランドなどで構成される、デジタル・ヘルスケア業界における、統合の波のひとつである。
Dow Jones VentureSourceのデータによると、2015年1月以来、ベンチャーに支持された、200社以上のヘルスケアのスタートアップが、より大きな企業により買収されている。
これには、1年前に、Under Armourに、4億7500万ドルで買収された、モバイル・フィットネス・アプリの開発ベンダ、MyFitnessPalも含まれる。
設立されて8年経つ、スタートアップ、1Life Healthcareにより運用されている、患者さんが、病院に行く回数を減らせるようにする、ヘルスケア会社、One Medicalは、ユーザに、スマートフォン経由で、さまざまなヘルスケア・サービスを提供している。
年間契約料、99~199ドルを支払えば、ユーザは、Treat Me Nowと呼ばれる、ヘルスケア・サービスを利用することができる。
Treat Me Nowは、季節のアレルギーに対処する方法といった、基本的な健康に関する、ユーザの質問に答える。
ヘルスケア用のモバイル・アプリを提供している、Riseには、Google Ventures、Cowboy Ventures、Floodgate、および、Lightbankなども投資している。
Riseアプリは、よりスマートで、よりパーソナライズされた、ヘルスケア・サービスに進化するだろう。
例えば、Riseアプリで利用できる、仮想栄養士は、個人の健康履歴に基づいて、ユーザに最も合った、食事やダイエット方法を推奨する。
このスタートアップの共同創設者、Suneel Gupta氏によると、Riseアプリを、1ヶ月に、40ドルから50ドルの契約料で利用できるようにする計画だという。
Riseは、ユーザが、仮想栄養士と連携した、ヘルスケア・サービスのより低コスト版を、展開していく。
Gupta氏と従業員のチームは、サンフランシスコのダウンタウンにある、One Medicalのオフィスに移った。
1億8150万ドルのベンチャー基金を受けた、One Medicalは、米国の7ヶ所にある、診療所に、外科医や他のスタッフを含む、800人以上の従業員を持っている。