甘利氏辞任にネットも驚き「気の毒」「又戻ってきて」との声も

  by 松平 俊介  Tags :  

 甘利明・経済再生担当大臣が、『週刊文春』で報じられた秘書の金銭授受疑惑の責任を取り辞任を表明したことで、ネット上では賛否両論、大きな驚きが広がっている。

 甘利明氏は安倍政権の経済政策「アベノミクス」のかじ取り役として、麻生太郎財務・金融相、本田悦朗・内閣官房参与と並んで知名度が高く、ネット住民からも人気があった。
 甘利氏が突然辞任したことについて、ネットでは、「大臣辞任どころか議員も辞職すべき」などの厳しい声もあるが、「甘利さんは気の毒だ」「優秀な人なのに」などと、同情の声も上がっている。様々な声をまとめた。

<辞任を淡々と受け止める声>

「政治資金報告書にはきちんと記載しているようだから、秘書の監督不行き届きの責任をとったのかな」
「甘利さんは誠実な人なんだろうな。賄賂をもらってもごまかす政治家もいるからな」
「クリーンで有能な政治家が欲しいな。」
「子(注:秘書のこと)の恥を親がかぶって腹を切ったのだね。」

<厳しい声>

「大臣辞任で済ますのかね。議員も辞職すべきだろう。もちろん賄賂を渡した方も罪に問うべきだ。」
「議員をやめないのは潔いとはいえないな」

<同情の声>

「甘利さんはがんになっても激務をこなし続けたのに気の毒。」
「ベッキーもSMAPも甘利さんも悪くないよ!」
「たった50万を押し付けられただけで辞任とはなあ。潔いと思う。保身ではない。」
「今の経済が良くなっているのは甘利さんのおかげ。こんなことで辞めてしまうなんて。」
「出来る人だったのにかわいそう。国民はちゃんと見ています。是非戻ってきて!」
「TPP交渉で日本に有利になったのは甘利大臣の手腕のおかげ。この人がいなくなるのは不幸」
「賄賂をもらったりしている他の政治家は辞めないの?」
「甘利さんの会見を聞いていて涙が出ました。国益を守った立派な政治家!」

(画像は内閣府の甘利明氏公式プロフィールよりキャプチャ http://www.cao.go.jp/minister/1510_a_amari/index.html)

企業のニュースリリースライターを足掛け4年経験。現在はライターのみならずwebディレクターやテレビ番組の企画にも関わっている。タウン誌や飲食関係の媒体の制作にも携わる。 大学時代は書家や歴史作家について修行をしていたことも。(雅号:東龍) 地域の埋もれた歴史を掘り起こしたり、街歩きをするのが好き。これまで関わってきた雑誌は「散歩の達人」「週刊SPA!」、放送局では主に関東ローカルテレビ局の企画を担当。

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