Amazon.comは、より多くの商品の配達や物流を、より安く処理するために、海上輸送にも目を向けている。 2016年1月14日
By Greg Bensinger、WSJ
輸送コンテナが、韓国のポートのガントリー・クレーンの中に、積み上げられた状態にある。
例えば、外国の顧客は、米国から、直ぐに必要としない商品を購入する場合、配送料金の安い、船便を選択するだろう。
Amazon.comは、米国内外に、商品を出荷しているサプライヤの仲介者として機能できるよう、海上輸送を監督する連邦機関に登録をした。
同様のサービスを提供する、スタートアップ、Flexportによると、中国の会社が、最も、貨物転送サービスを使用するために、Amazonと協業しそうだという。
Amazonは、北京を拠点とする、子会社の、Beijing Century Joyo Courier Serviceの名前を使用して、2015年11月に、連邦海運委員会（Federal Maritime Commission）に登録した。
これにより、Amazonは、米国の内外に、海上の貨物転送サービスを手配する支援を開始できるようになるという。
Amazonのスポークスマンは、コメントを拒んだので、Amazonが、海上の貨物転送サービスを開始するかどうかは、明確ではないが、Flexportは、そのような海上の貨物転送サービス業務を開始するには数年かかるだろうと示唆した。
Amazonは、自社ブランドのセミトラックを所有したり、貨物機のリースを考慮したり、注文した商品をすぐに配達するのに、ドローンを使う実験をしたり、さまざまな野心を持っている。
今日、多くの企業が、倉庫や物流を含む、1600億ドル規模の貨物転送サービス・ビジネスのさまざまな分野で、競い合っている。
Amazonが、貨物転送サービス・ビジネスの市場で、シェアを獲得できる可能性はあるだろう。
