モバイル・ビデオ広告が、ブランド・アウェアネスを促す。

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 デジタル・ビデオ広告への支出が伸びる。2016年1月14日

 By eMarketer

 モバイル・ビデオ広告は、マーケッタに、多くの価値をもたらし、主に、ブランドのアウェアネスを向上させる。

 Trusted Media Brands(TMB)が、2015年12月に実施した調査によると、モバイル・ビデオ広告は、世代と、より良い愛着心を導くのを助けるという。

1)Trusted Media Brands(TMB)が、2015年12月に実施した調査における、米国の広告メディアの意志決定者が回答した、モバイル・ビデオ広告の代表的な利点

・ブランドのアウェアネスを向上させると回答した割合:47%

・より良い愛着心をもたらし、コミュニケーションを円滑にすると回答した割合:34%

・モバイル消費行動に適していると回答した割合:31%

・より良いユーザ経験を提供すると回答した割合:29%

・より信頼できるブランドの声であると回答した割合:23%

・広告をクリックする、顧客の質を向上させると回答した割合:21%

・世代を導くのを助けると回答した割合:20%

・デスクトップよりも高い、クリックスルーをもたらすと回答した割合:20%

・押し付けがましいと回答した割合:15%

・これらのどれでもないと回答した割合:6%

 ソース:Trusted Media Brands(TMB)

2)2013年から2019年における、デバイスごとの、米国のデジタル・ビデオ広告の支出と割合

 デジタル・ビデオ広告への支出の金額

年       デスクトップ   モバイル      合計

2013年    31.0億ドル    7.2億ドル    38.2億ドル
2014年    42.7億ドル    15.4億ドル     58.1億ドル
2015年    51.5億ドル    26.2億ドル     77.7億ドル
2016年    56.5億ドル    39.4億ドル     95.9億ドル
2017年    61.6億ドル    50.9億ドル    112.5億ドル
2018年    68.6億ドル    59.6億ドル    128.2億ドル
2019年    75.2億ドル    68.6億ドル    143.8億ドル

2013年から2019年における、デバイスごとの、米国のデジタル・ビデオ広告の支出

 デジタル・ビデオ広告への支出の割合

年      デスクトップ   モバイル     合計

2013年     18.3%      166.5%      32.2%
2014年     37.8%      113.0%      52.0%
2015年     20.6%       70.4%      33.8%
2016年      9.8%       50.2%      23.4%
2017年      9.0%       29.3%      17.3%
2018年     11.3%       17.1%      13.9%
2019年      9.6%       15.1%      12.1%

 ソース:eMarketer、2015年3月

 Trusted Media Brands(TMB)とAdvertiser Perceptionsは、米国のメディア意志決定者に、モバイル・ビデオ広告の自分たちのトップ3の利点を選択するよう尋ねた。

 回答者の約半分(47%)は、増加するブランド・アウェアネスが、自分たちの主な利点の1つになったと回答した。

 さらに、回答者の1/3近くが、モバイル・ビデオ広告が、モバイル消費者の行動に適していたと回答した。

 モバイル・ビデオ広告が、デスクトップ・ベースの広告よりも高い、クリック・スルーを得たが、メディア意志決定者に、あまりアピールしていなかった。

 eMarketerの見積によると、モバイル・ビデオ広告への支出は、米国における、他のデジタル広告形式よりも速く成長しているという。

 2015年に、モバイル・ビデオ広告への支出は、前年から70%以上成長し、26億2000万ドルに増加する見込みである。

 見積りの77億7000万ドルの1/3以上が、デジタル・ビデオ広告に費やされることになる。

 eMarketerによると、2019年までに、トータルなデジタル・ビデオ広告料への支出の、モバイルのシェアが、47.7%に達したという。

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