広告ブロッキングは、マーケッタを怖がらせ、混乱させる。 2015年12月15日
by eMarketer
2016年も、北米と西欧のユーザは、モバイル・メッセージング・アプリとモバイル・コマースの利用を続けるだろう。
モバイル・メッセージング・アプリやモバイル・コマースのような、デジタル・トレンhttps://rensai.jp/wp-admin/post-new.phpドは、2016年も、米国と西欧のユーザの視覚性や広告ブロッキング・アプリの使用を促すだろう。
これは、eMarketerの、2016来年年に起きない、予測である。
1.広告ブロッキングの問題は、2016年にも解決されないだろう。
1)北米と西欧の、7ヵ国における、デスクトップWeb訪問者の年齢別、広告ブロッキング・アプリの使用率、2015年6月 (訪問者の割合(%))
国 18~24才 25~34才 35~44才 45~55才 56~64才 65才以上
フランス 36.1% 28.3% 22.5% 28.1% 27.2% 23.1%
ドイツ 34.8% 25.8% 23.1% 19.8% 20.9% 23.7%
カナダ 30.5% 19.4% 11.5% 16.7% 11.3% 9.7%
スペイン 22.6% 16.3% 9.9% 12.6% 12.6% 12.1%
オランダ 22.4% 15.1% 9.8% 12.7% 14.2% 10.9%
英国 19.8% 13.2% 8.2% 7.7% 7.6% 6.6%
米国 16.2% 11.7% 6.9% 7.4% 7.0% 6.2%
ソース:comscore and Sourcepoint、2015年9月17日
広告ブロッキングの問題を解決するための、いくつかのソリューションが出現するが、2016年も、広告ブロッキングの問題に関する、さまざまな討論が展開され、沸騰するだろう。
何社かの広告代理店は、消費者が、広告をブロックできないようにする、広告やコードを作成する負担を低減させることに取り組むだろう。
何社かの広告代理店は、広告ブロッキング・アプリを使用している、ユーザへのアクセスを拒否し、需要の多いコンテンツを拒絶している。
マーケッタは、さまざまなレベルで、広告ブロッキングの問題に固執するだろう。
このため、マーケッタは、特に、周囲の記事やコンテンツと、あまり違和感を持たせない、ネーティブ広告で、独自の、いくつかの回避策を試みるだろう。
広告ブロッキングは、デスクトップWebとモバイルWebへ、最も多くの課題を引き起こすが、モバイル・アプリは、より多くの免疫性を持つようになるだろう。
モバイル・アプリは、多かれ、少なかれ、広告ブロッキングに対する免疫性を持たせるために、モバイル広告制作費用の大半が費やされるだろう。
Web上のネーティブ広告に加え、FacebookやTwitterのような、SNSプラットフォーム上のネーティブ広告も、ブロックされるようになってきており、さらに、2016年には、一般的な広告もブロックされるようになるだろう。
(続く)