Facebookは、通常のユーザに、ライブのストリーミング・ビデオを共有するためのツールを提供する。 2015年12月4日
By Brian R. Fitzgerald、WSJ
Facebookは、米国のiPhoneの小グループのユーザに、ライブのストリーミング・ビデオを共有するためのツールを提供するようだ。
Facebookは、約4ヶ月前に、Meerkat、および、TwitterのPeriscopeのような機能を持つ、ライブのストリーミング・ビデオ・ツールを、有名人に提供している。
今回、Facebookは、有名人でなくても使用できる、ライブのストリーミング・ビデオ共有ツールを提供する予定であるが、どのようなユーザが利用できるようになるかは、明確にしていない。
Facebookは、ユーザの小グループ内の、承認されたユーザにのみ、ライブのストリーミング・ビデオ共有ツールを提供するようだ。
ビデオは、Facebookのコンテンツや、過去の2年間に成長した、広告ビジネスにおいて、最も重要なメディアになっている。
Facebookは、Twitterと競争するために、よりリアルタイムなニュース・ハブになることにも取り組んでいる。
Facebookのニュース・フィードは、自動的に再生される、クリップを含む、ビデオで満たされている。
多くの方法で、Facebookのライブのストリーミング・ビデオ共有サービスは、Twitterのサービスとの違いを組み込んでいる。
PeriscopeやMeerkatは、緊急速報のような、重要で、公共性にあるニュースをチェックするのに適している。
Facebookのライブのストリーミング・ビデオ共有ツールは、例えば、子供の空手の試合を撮影した、ストリーミング・ビデオを、親しい友達が見られるようにするのに適しているようだ。
ライブのストリーミング・ビデオ共有サービスは、特に、新しいサービスでななく、Ustreamなどが、何年も前から提供している
最近では、スマートフォンやアプリの技術が進歩したので、ユーザは、より使いやすく、機能が豊富な、ライブのストリーミング・ビデオ共有ツールやサービスを利用できるようになった。
Facebookのビデオの共有ツールには、ビデオをフォローしているユーザ数が分かったり、友達がリアルタイムにコメントできたりする機能もある。
ライブのビデオ・ストリームを開始するために、ユーザは、ステータス・アップデートを作成し、写真を追加したり、タグ付けしたりする場所の周囲にある、小さなアイコンをタップする。
PeriscopeやMeerkatとの大きな差異は、ライブのビデオ・ストリームが開始され、ビデオ・ストリームがタイムラインに投稿されると、親しい友達などが、どこにいても、オンデマンドで、ビデオ・ストリームを見られるようになることである。
例えば、ユーザは、子供が空手の試合に負けたときは、ビデオを削除することもできる。