モバイル・ユーザは、プライバシーとセキュリティを重要に思っており、位置を共有したがらないようだ。 2015年11月25日
By eMarketer
モバイル・ユーザの殆どは、位置を含む、自分たちのモバイル・データを、広告主、広告代理店、政府、および、他のインターネット・ユーザに提示する方法を知っている。
位置ベースのサービスを使用することで、ユーザのモバイル経験を改悪する可能性もある。
1)米国のモバイル・アプリのユーザが、位置ベースのサービスをオンにする、主なアプリのカテゴリと割合、2015年7月
カテゴリ 割合
天気予報 65%
ソーシアル・ネットワークキング 38%
旅行 23%
写真とビデオ 18%
ニュース 16%
ソース:Skyhook Wireless、2015年11月5日
米国のモバイル位置サービス・プロバイダ、Skyhook Wirelessの調査によると、米国のモバイル・アプリのユーザは、天気予報など用のアプリの位置サービスをオンにしがちである。
米国のモバイル・アプリのユーザの35%は、位置サービスをオンにするのを拒否すると回答した。
ニュース・アプリの位置サービスをオンにする、米国のモバイル・アプリのユーザの割合は、16%に低下している。
ユーザは、地方の話題や情報を知るために、アプリの位置サービスをオンしがちである。
勿論、アプリ開発者は、ユーザの要求に対し、何らかの価値があるものも提供しなければならない。
ユーザは、アプリの価値を認識したら、料金を支払うこともあるだろう。
2)「自分たちの位置情報をアクセスするアプリに、どれぐらい満足しているか?」の質問に対する、米国のスマートフォン・ユーザの割合、2015年8月
アプリに、どれぐらい満足しているか?
・大いに満足していると回答した割合:13%
・ある程度満足していると回答した割合:29%
・どちらとも言えないと回答した割合:28%
・ある程度否定すると回答した割合:19%
・まったく否定すると回答した割合:12%
comScoreが、2015年8月に実施した調査で、殆どの米国のスマートフォン・ユーザは、アプリで、自分たちの位置を明らかにすることに関して、相反する感情を持っていることが分かった。
回答者の13%は、自分たちの位置情報をアクセスするアプリに、大いに満足していると回答したのに対し、回答者の12%は、まったく否定すると回答した。
以前の調査では、米国のインターネット・ユーザの10人に8人近くが、スマートフォンで、知らない内に、自分たちの位置情報を明らかにしていたことが明らかになっていた。