Facebookが、パリの多発テロの後に、「安全確認」機能をより広く使用するだろう。

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 Facebookによると、パリの同時テロの後に、「安全確認」ツールを、より広く使用開始するという。 2015年11月15日

 By Deepa Seetharaman、WSJ

 Facebookは、パリでテロリストに攻撃された地域にいるユーザが、自分たちが安全であることを示すことができるようにする、「安全確認」機能の使用を開始した。

 Facebookは、金曜日に、パリで発生した、テロリストによる攻撃中に、「安全確認」機能の使用を開始した後、「安全確認」ツールを、さらにひろく使用すると述べた。

 しかし、この「安全確認」機能の開始を決定は、Facebookを、センシティブな立場に押し進めた。

 金曜日までに、Facebookは、テロリストに攻撃された地域にいる、ユーザが、Facebookのプロフィールに、自分たち自身が「安全である」ことを示せるように、自然災害用の「安全確認」機能の使用を開始した。

 Facebookのスポークスウーマンによると、パリのテロリストに攻撃された地域にいる、410万人のユーザが、テロが発生してから24時間以内に、この「安全確認」機能を使用したという。

 Facebookは、世界のユーザのプロフィールの写真に、フランス国旗(トリコロール)を、一時的に、オーバーレイできるようにするオプション機能の提供を開始した。

 Facebookの世界の多くのユーザは、このオプション機能を賛美したが、なぜ、レバノンのベイルートでの自爆テロを含む、他のケースに、このオプション機能の提供を開始しなかったのか疑問を持った。

 土曜日のブログへの投稿において、Facebookの役員は、この批判を受け入れ、Facebookが、2014年10月に紹介した、このオプション機能をリファインしたと述べた。

 Facebookの副社長のAlex Schultz氏によると、Facebookの多くのユーザが、同時テロが発生したパリや、戦争やテロが、よく発生している、世界の他の地域において、Facebookが、「安全確認」機能の提供を、なぜ開始したか尋ねたという。

 「安全確認」機能の使用を開始する、この決定は、テロリストの攻撃や暴力の手段に値する、潜在的な地雷原に、Facebookを追い込んだ。

 Facebookは、同時テロが発生したパリにおいて、この「安全確認」機能オプションの使用を開始した。

 Schultz氏によると、同時テロが発生した後に、FacebookのSNSサイトで、多くの活動が見られたので、「安全確認」機能の提供を開始したという。

 Schultz氏は、現在の「安全確認」機能には、明確な、スタートポイントとエンドポイントがないので、戦争や伝染病のような、危機的な状況において、現在の形態の「安全確認」機能が、あまり、市民の役に立っていないことが分かったという。

 これまで、この「安全確認」機能の使用は、アフガニスタン、チリ、および、ネパールでの地震と、フィリピン、および、サウス・パシフィックでの熱帯暴風雨の5回、被害地において開始された。

 Facebookは、この「安全確認」機能の使用を開始するときに、自分たちが安全かどうかを尋ねるメッセージを、危険な状態にあることを検出したユーザに送る。

 ユーザは、自分たちが安全である、プロフィールを示すために、この「安全確認」ツールを使用できる。

 Facebookによると、ユーザは、他のユーザを、安全としてマークでき、この情報は、ユーザのFacebookのグループ内で、のみ見ることができるという。

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