東京銀座のソニービルで11月16日(月)から12月13日(日)まで、12月4日公開の映画「007 スペクター」の公開イベントを開催している。
記者はオープン1時間前に独占取材をすることができたので、レポートする。
記者も007ファンの一人だが、ボンド役は誰が良かったとか、ボンドガールはあの人に限るとか、ブツブツ言いながら開場前の一般来場者が誰もいないソニービルをひと通り見て回った。
まず、1階のエントランスホールには映画で登場するジャガーの同型車が展示されている。
007といえばカーアクション。
だいたいぶっ壊してQに叱られるのだが、今作はどうなのか。
このジャガーは実際に映画に使用されたものではなく同型車なのだが、気になるお値段は1400万円ほどだとか。
11月27日から12月13日までは撮影で使用されたレンジローバー・スポーツ SVRも展示される。
ボンドが使用したわけではないが、映画中に登場するZ3も展示。
スペクターの紋章入り指輪も展示してある。
ボンドが着ていたホワイトタキシードも本物。
場所を8階のOPUSに移すと、エレベータを降りたとたんに007ワールドが広がる。
パネル展示では007全作品を紹介。
新作を堪能する前の復習に利用したい。
今回の作品のタイトルであるスペクターの特設パネルもあり、どこまでスペクターの謎に迫れるのか、ファンには興味のあるところだ。
007 コレクターズ・ブルーレイBOX24枚組の内容も確認できる。
後で紹介するが、もしかしたら1階で抽選でもらえるかもしれないので、要チェックだ。
シアターでは200インチの大迫力映像で、予告編やメイキング、インタビュー等の映像が放映されている。
また、シアター入り口ではボンドガール、ミス・マニーペニー等が着用した衣装の展示も。
なお、衣装は誰でも撮影可能だが、シアター映像は取材用に特別に許可を得て撮影したもので、一般は撮影できない。
1階に戻ってみると、11時の開場時刻で、さすがに日本人は働いているのでほとんどその姿はなかったが、外国人観光客がソニー製品目当てに押しかけていて、たまたま007公開イベントをしていたので、立ち止まってジャガーや衣装に見入っていた。
展示物を撮影してSNSにハッシュタグをつけて投稿するとオリジナルグッズが当たる抽選会に参加できる。
外国人ばかりで、案内が日本語だったので、この時間に抽選会に参加する人はなく、プレスパスを返却して一般来場者の資格になった記者は、係の人に促されてSNSで投稿。抽選会に挑んだ。
ちなみに、抽選はタブレット端末によるスロットマシーンで、スタート・ストップは参加する人がボタンを押すので、イカサマはできないことを付け加えておく。
初日の一発目に映画観賞券を当ててしまった。
記者が鑑賞券を当てたのを皮切りに、次々と来場した人たちが抽選に参加。親子連れの観光客と思しき日本人の男の子が、見事パスケースを当てた。
意外と当たりやすいのかもしれないので、銀座に寄った際には是非とも抽選に参加していただきたい。
期間中11時から19時まで自由に見ることができる。仕事帰りに歴代のボンドを復習し、ホテルのバーあたりで「ウォッカティーニをステアではなくシェイクで!」とオーダーしたいものだ。ウォッカマティーニはほぼウォッカなので、飲み過ぎてMやQに叱られない程度に量は、ほどほどに!
※写真はすべて記者撮影