ブランド口紅の1/3で買える大衆的な口紅に切り替える理由

  by あおぞら  Tags :  

世の中には利益率の高い商売がある。その筆頭は化粧品ビジネスではないだろうか。しかもブランド化粧品の名前がつけばその価格は一般的なドラッグストアーで売られている化粧品の2倍、3倍はする。

例えば口紅。小さな化粧品である。アメリカのドラッグストアーで売られている大衆的な化粧品は、レブロン、カバーガール、メイベリン、ロレアルなどがある。これらの口紅は会社は違えども、せいぜい8ドルあたりで税金込みだと日本円で1000円程のものである。一方、デパートの1階のメインフロアーにある高級化粧品の口紅は30ドル前後がだいたいの相場である。日本円で優に3000円は超えても、それでも日本よりアメリカの方が安く手に入るはずだ。

では高級品と大衆品の一体何が違うか?というと実はそう違わないと思う。持つ人の気持ちの問題で、ブランド化粧品に心くすぐられる強い傾向のある人は俄然ブランド化粧品が素晴らしいと思ってしまう位の気持ちの違いだろう。こと口紅においては高級品と大衆品は実際問題使い心地に大差はない。アイシャドーは高級品はそれなりに伸びも質も違うし、ファンデーションもやはり高級品はちょっと違う感触はある。ただ、口紅は大衆品で十分だと思う。

化粧品を人前で使うのは感心しないが、ちょっと見栄を張りたい女性なら化粧室での化粧直しでコンパクトを取りだした際に、それが高級ブランドならちょっと気分が良くなってしまうのは事実。おしろいやアイシャドーの高級品の品質は認めるので、口紅だけは大衆品で十分なので賢い消費者になるには、この商品のみランクダウンしてみてはいかがだろうか?

意外や意外、大衆品も十分イケます。その分色数を揃えばいい。気分は上向き、お財布も喜んでいるのがわかるんですから。

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