米国のモバイル・ユーザには、いくつかの用途のために、アプリとWebブラウザを使い分けることに関して、明確な好みの違いがある。 2015年11月3日
By eMarketer
例えば、Millward Brown Digitalが、2015年8月に実施した、アンケート調査によると、スマートフォンの所有者は、モバイル・バンキングにアプリを使用するが、何か知りたいことを調べるときには、Webブラウザを使用している。
1)米国のモバイル・ユーザが、スマートフォンで情報をアクセスするときに、Webブラウザとアプリのどちらを使用しているか? 2015年8月
・スポーツ・ニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:42%
・スポーツ・ニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:25%
・スポーツ・ニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:32%
・ビジネス・ニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:40%
・ビジネス・ニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:28%
・ビジネス・ニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:32%
・現在のエベントをアクセスするときに、アプリを使用する。:39%
・現在のエベントをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:24%
・現在のエベントをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:36%
・科学/技術のニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:38%
・科学/技術のニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:25%
・科学/技術のニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:38%
・ヒューマン・インタレスト・ニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:36%
・ヒューマン・インタレスト・ニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方使用する。:26%
・ヒューマン・インタレスト・ニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:38%
・娯楽のニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:36%
・娯楽のニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:27%
・娯楽のニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:37%
・政治のニュースをアクセスするときに、アプリを使用する。:35%
・政治のニュースをアクセスするときに、アプリとWebブラウザの両方を使用する。:26%
・政治のニュースをアクセスするときに、Webブラウザを使用する。:38%
ソース:Millward Brown Digital、2015年10月5日
ニュースを読む、米国のモバイル・ユーザの好みは、あまり明確ではない。
スマートフォンの所有者の殆どは、アプリとWebブラウザの両方で、同じぐらいコンテンツをアクセスするという。
例えば、回答者の36%は、娯楽のニュースを読むために、アプリを使用すると回答した。
これに対し、回答者の37%は、娯楽のニュースを読むために、Webブラウザを使用すると回答した。
ヒューマン・インタレスト・ニュースを読む、スマートフォン・ユーザの36%が、アプリを使用し、38%が、Webブラウザを使用すると回答した。
スマートフォン所有者の40%は、ビジネス・ニュースを読むために、アプリを使用し、32%が、Webブラウザを使用すると回答した。
同様に、スマートフォン所有者の42%は、スポーツ・ニュースを読むために、アプリを使用し、32%が、Webブラウザを使用すると回答した。
2)米国のスマートフォン所有者が、スマートフォンで、ニュースをアクセスするときに、Webブラウザとアプリのどちらを好むかに関する、主な理由、2015年8月
アプリを好む理由
・スマートフォンのニュース・アプリが、ニュースをナビゲートしやすいため。:50%
・スマートフォンのアプリが、ニュース速報の通知を送ってくれるため。:44%
・スマートフォンのアプリは、機能をカスタマイズできるため。:35%
Webブラウザを好む理由
・スマートフォンにアプリをダウンロードする必要なく、異なったWebサイトで、ニュースをブラウズできるため。:48%
・スマートフォンにアプリをダウンロードして、定期的に訪問する、特定のニュース・ソースがないため。:39%
・スマートフォンのアプリ内で、検索するより、Webブラウザで、ニュースを検索する方が、より良い検索ができるため。:36%
ソース:Millward Brown Digital、2015年10月5日
ニュースを一般的にアクセスするために、スマートフォンのアプリを使用することを好む回答者の約50%が、Webブラウザよりも、ナビゲートが容易になると回答した。
スマートフォンのユーザは、5つの好評なアプリの2つ以上を、ニュース速報の通知に使用しがちである。
同様に、スマートフォンのユーザの35%は、アプリのより良い機能を好んで利用すると回答した。
Webブラウザを好むユーザは、個々のニュースの好みに、あまり焦点を合わせる傾向がないという。
スマートフォン・ユーザの50%近くが、Webブラウザで、ニュースを読むので、自分たちの関心のある分野の記事を探して読むために、さまざまなアプリを必要としていないと回答した。
スマートフォン・ユーザの39%は、特定のアプリのダウンロードしなければならないので、ニュース・ソースを読んでいないと回答した。
Newspaper Association of America(NAA)によると、米国のデジタル新聞の読者の約半分は、2015年8月に、モバイル・デバイスだげで、デジタル新聞にアクセスしたと回答した。
米国のデジタル新聞の読者の23%は、デスクトップ、あるいは、ラップトップPCと共に、モバイル・デバイスで、新聞のコンテンツをアクセスしている。
米国のデジタル新聞の読者の80%は、新聞のコンテンツをアクセスするために、スマートフォンのみを使用している。