Gartnerは、成熟したアジア/パシフィック地域(AP)における、パブリック・クラウド・サービスの売上が、2015年に、73億ドルに達すると予測している。 2015年11月2日
Gartnerによると、成熟したアジア/パシフィック(AP)地域における、パブリック・クラウド・サービスの売上は、2014年における、67億ドルから8.7%増加し、2015年には73億ドルに成長するという。
クラウドの管理とセキュリティ・サービスは、成熟したアジア/パシフィック(AP)地域において、最も速い成長を続けており、パブリック・クラウド・サービス市場のセグメントが、2015年には、前年から21%増加して、2億3430万ドルになることが期待される。
Gartnerによると、2015年に、成熟したアジア/パシフィック(AP)地域における、パブリック・クラウドへの出費は、日本でのクラウドへの支出である、73億ドルと同じぐらいになる見込みだという。
Gartnerは、2019年までに、成熟したアジア/パシフィック(AP)地域における、パブリック・クラウド・サービスへの支出は、129億ドルに達すると予測している。
2019年までに、「サービスとしてのビジネス・プロセス(BPaaS)」は、成熟したアジア/パシフィック(AP)地域における、全パブリック・クラウド・サービス市場の7.7%を占め、「サービスとしてのソフトウェア(SaaS)」は25.7%を占め、「クラウド管理/セキュリティ・サービス」は3.8%を占め、「サービスとしての基盤(IaaS)」は8.3%を占め、残りの51.8%は、「クラウド広告」が占める見込みである。
2019年までに、「サービスとしてのソフトウェア(SaaS)」と「クラウド管理/セキュリティ・サービス」は、最も速く成長している、パブリック・クラウド・サービスになるだろう。
詳細は、「Forecast: Public Cloud Services, Worldwide, 2013-2019, 3Q15 Update.」レポートを参照のこと。”
Gartnerは、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、および、韓国を、成熟したアジア/パシフィック地域(AP)として分類している。