11月15日に行われるプロレスラー天龍源一郎の引退試合に高中正義が参戦し、長年天龍が使用してきた高中作曲のテーマ曲「サンダーストーム」を生演奏することが判明し、ファンから喜びの声が挙がっている。
若手時代からサンダーストームを使用
天龍源一郎は若手時代からテーマ曲に高中正義作曲の「サンダーストーム」を使用し、会場にその音色を響かせてきた。プロレステーマ曲と言えば、ミル・マスカラスの「スカイ・ハイ」やスタン・ハンセンの「サンライズ」、長州力の「パワー・ホール」などが有名だが、「サンダーストーム」も言わずと知れたプロレス界を飾る名曲である。
プロレスラーとテーマ曲はイメージを繋ぐツールとも言われ、各選手が趣向を凝らした曲を採用しているが、天龍は一時期を除きほぼ全ての期間「サンダーストーム」を使用し続けている。数々の名勝負を繰り広げた天龍だが、その試合には必ず「サンダーストーム」が流れていた。ファンとしても思い入れのある曲と言えるだろう。
高中正義が来場し「サンダーストーム」を生演奏
長年激闘を繰り広げ、ファンを沸かせてきた天龍だが2015年に引退を発表し、11月15日に両国国技館でオカダ・カズチカを相手に引退試合を行う事が決定している。また興行にはファンクスやスタン・ハンセンも来場する予定だ。
その引退試合にゲスト参戦するのが、「サンダーストーム」の生みの親高中正義だ。長年テーマ曲を使用している縁で、当日の「サンダーストーム」生演奏が決定した。なお高中正義がプロレスの試合で生演奏するのは初めての事になる。
感謝の気持ちを込めての演奏を約束
高中は自身のブログで「長きにわたって僕の曲サンダーストームを登場の時に使ってくれて感謝だよね。今回引退するにあたって感謝の気持ちを込めてサンダーストームを弾きたいと思います」とコメントし、当日感謝の気持ちを込めて演奏することを自身のファンとプロレスファンに約束した。
そして「高中正義が天龍源一郎引退試合で生演奏」と言うニュースが流れると、ファンは一様に「嬉しい」、「楽しみ」と歓喜の声を挙げた。引退は少々寂しいが、音楽界のレジェンドがプロレス界のレジェンドのために手を貸してくれるのは、やはり嬉しいと感じる人が多い。
引退興行のチケットは既に完売しており、まだ手に入れていない人が生観戦することは難しいが、現地の様子はBSスカパーで放送される。どのようなものになるのか楽しみだ。
出典元:天龍プロジェクト公式サイト
http://tenryuproject2010.com/ [リンク]