それは、知人Tの何気ない一言から始まった。
T「Kは統計学が得意なんでしょ？totoの勝敗を統計的に予想して当てちゃうとか、できないの？」
私「いやいや…そんな簡単にできるもんじゃないでしょうよ…」
T「いいからちょっとやってみてよ。やってみなきゃわからないじゃん。」
言うは易く行うは難し。だが一方でTの言う事も一理ある。すなわち「やってみなければ、分からない。」
というわけで
“サッカーくじ“toto”を一発当てよう大作戦～第1話 totoって何？～”
はじまります。
totoは予想してもいいし、予想しなくてもいい！
totoについて「サッカーの試合の勝敗を予想して当てるクジ」という認識しか持っていない私。
ひとまず、totoとはなんなのか。toto公式サイトを読み込んでみると、どうやらtotoには、下表のとおり６つの種類が用意されており、自分の好みで選べるようになっているようだ。
（toto公式サイトを参考に著者作成）
なるほど…まず「勝敗を予想する」というイメージがあったが、「別に予想しなくても良い」タイプのくじもあるのか。
感覚としては、普通の宝くじと同じようなものかな。
また、「全試合が対象となるわけではなく、当選金額に応じて対象試合数もちがう」のか。
mini totoなんか5試合だし、すぐに当たりそうな気がするけど…
totoの対象となる試合は？
さて、ここで私はとあることに気付く。
「対象試合はtotoで13試合、toto BIGで14試合…？？ということは…毎回、対象試合は変わるのか？」
そう。2015年シーズンでいうと、Jリーグ所属チーム数は、J1は18、J2は22、そしてJ3は12チーム。合計すると52チームだ。
すなわち単純計算すると、1節で26試合が行われることになる。
ところがtotoでは、各節で投票の対象となる試合が毎回多くて14試合。つまり毎節、全チームを投票対象としているわけではなく、各節で投票対象となるチームは変わってくるらしいのだ。
「贔屓のチームは毎回“勝ち”に投票するぞ！」ということはできない、ということになる。
では、その各節の投票対象試合は、どこで確認すればいいのか？
もちろん、くじを購入する際に記入するであろう投票用紙や、インターネットであれば画面で、その場で確認できるのであろう。
だが本連載に限っていえば、購入前の段階で対象試合が分からなければ、そもそもの連載のテーマである「totoの勝敗を統計的に予想して当てちゃう」ことが、できなくなる。
これは困ったなあ…
totoの投票対象となる試合は1か月前に“公示”される！
事前に確認はできないものか？と思いつつインターネットで色々検索してみると、発見したのが日本スポーツ振興センター（以下、Japan Sports Councilを略し、JSCと表記）のサイト。
（後々に書こうと思うが、toto事業を管理運営しているのは、昨今、国立競技場建設問題等で色々あったJSCなのだ。）
JSCサイト内、「くじ指定試合の公示」というページに、totoの各節の対象となる試合が掲載されているようだ。
試しに、一昨日の10月29日に公示されたばかりの「第807回、第808回及び第809回（11月開催追加分、12月開催分）」というリンクをクリックしてみると…
※下画像：日本スポーツ振興センター公式ホームページ くじ指定試合の公示「第807回、第808回及び第809回（11月開催追加分、12月開催分）」）より引用（http://www.jpnsport.go.jp/sinko/Portals/0/sinko/toto/game/game807-809.pdf）
…あれ！！？？
バイエルン・ミュンヘン…？マインツ……？？
Jリーグじゃないじゃん！！
なんとtotoは2年前の2013年度より、海外のリーグも投票対象としたくじの販売を開始しているのだ。
Jリーグのシーズンは毎年2月半ばから11月までだが、12月～2月半ばまでの期間は海外のリーグを投票対象とすることにより、文字通り1年中、totoを楽しめるようになっている。
ちなみに、toto公式ホームページによると、2015年10月現在の対象海外リーグは『ブンデスリーガ』『プレミアリーグ（イングランド）』『フットボールリーグ・チャンピオンシップ（イングランド）』となっている。
（サッカーになじみのない方には、3つ目の『フットボールリーグ・チャンピオンシップ』は聞きなれないリーグだが、これはイングランドにおける最高峰リーグ『プレミアリーグ』の１つ下のカテゴリーのリーグであり、日本でいえばJ2に相当する。）
本筋から逸れてしまったが、10月29日に公示されている上記の「第807回、第808回及び第809回（11月開催追加分、12月開催分）」では、約1ヶ月先の11月28、29日開催の試合と12月5日開催の投票対象試合が掲載されている。
念のために別の回の公示も見てみたが、大体同じようなスパンであった。
つまり、「totoの投票対象試合は、およそ1か月前には確認できる」ということが分かった。
1ヶ月もあれば、予測もじっくりできるぞ！
さて、totoを購入するには？
totoの種類は大体わかった。予想もできそうだ。
とりあえず、totoを買ってみるかと、totoの公式サイトを再度見てみる。
totoの購入には、「インターネット購入」「toto売り場での購入」「コンビニエンスストアでの購入」の3パターンが用意されている。
特に、コンビニで購入できるのはありがたいことだ。
だが、今後、毎節購入することを考えると、インターネットで購入できるようにした方がなにかと便利だ、ということでインターネット購入のために『Club toto』への登録手続きをしてみることにする。
※下画像：toto公式サイト内の『Club toto』会員メニューページより（https://www.toto-dream.com/member/index.html）
インターネットでの購入には、クレジットカードもしくは楽天銀行のどちらかを決済方法として登録する必要がありそうだ…
んー…なんだか大変そうだな。
というわけで、totoの購入については次回以降にします。
（面倒なわけではなく、実際は現在、楽天銀行の口座開設手続き中なのです…）
第1話のまとめ
「サッカーくじ“toto”を一発当てよう大作戦～第1話 totoって何？～」のまとめは次の3点。
●totoには試合結果を予想するモノやランダムで選ぶモノ、当選金額の高額なモノや小額なモノなど、全6種類のくじがある！
●totoの投票対象試合は1か月前にはわかるから、じっくり時間をかけて予想できる！
●totoを購入するには、コンビニやtoto売り場での購入のほか、インターネットでの購入もできる！
次回は「第2話 インターネットでtotoを買ってみよう！」です。（予定）
今回参考にしたサイト及び画像等引用元
toto公式サイト（http://www.toto-dream.com/）
日本スポーツ振興センター公式サイト（http://www.jpnsport.go.jp/）
