25日に京都競馬場で行われた「第76回菊花賞」で、北島三郎が所有するキタサンブラックが優勝した。
悲願のG1制覇
北島三郎は競走馬を所有し、これまでに「キタサン」と名を付けた馬を数多く出走させてきた。しかし、JRAのG1は勝ったことがなく、G1制覇は同氏の「悲願」となっていた。
そんな北島の夢を叶えたのがキタサンブラックで、今回のレースでは最後の直線に入り狭いスペースから抜け出し、一気にスピードを上げ先頭に立ち、そのままゴールイン。見事な末脚で菊花賞を制した。
レース後に「まつり」を熱唱
念願のG1制覇にご満悦の北島は、騎手インタビューの後お立ち台に上がりファンの前に姿を見せ、「泣きました。ありがとうございました」と挨拶。そして「まつりだ、まつりだ、キタサンまつり~」と拳をきかせた歌声を披露し大観衆を沸かせた。
この異例の熱唱は、予てから「G1を制覇したら歌を歌う」と公言していたことから行われたもので、「歌うのは失礼とも思いますが、嬉しいので競馬を愛してくださるファンに感謝を込めて」と前置きして歌われた。
今後も期待
キタサンブラックは今後もG1を制す可能性もある。その度に北島三郎が持ち歌を歌うのかは不明だが、「キタサンブラックG1制覇→熱唱」が名物になるかもしれない。
出典:北島三郎事務所