誰もが持っている”ヘッドライト”の代名詞『GENTOS(ジェントス) リゲルヘッドライト 』の後継機、その名も
『GENTOS(ジェントス) ヘッドライト 002D』
が発売されました。『リゲル』は”単三電池1本でOK!”と言う使いやすさと、2千円以下と言う手頃さで、恐らく
「日本で一番売れたヘッドライト」
だと思います。筆者も持っていますが、やはり単三電池1本で使えるメリットは大きいですね。
と、言う訳で気になる後継機『GENTOS(ジェントス) ヘッドライト 002D』(以下、002D)をサクっと紹介してみましょう。
『リゲル』よりも10グラム軽くなった『002D』
名機『リゲル』が約89グラム、新しく発売された『002D』は約80グラム(ヘッドバンド込み)と”約10%の軽量化”に成功しています。
軽くなると言う事は動き回った時に”ヘッドライトがずれにくい”とか”疲れにくい”などのメリットがあります。
明るさも10%UP
気になる明るさは、メーカーによると『リゲル』が45ルーメン、『002D』が50ルーメンと、コチラも10%パワーアップです。
もっとも、流石に違いが分かるレベルではありませんが、暗くなったと言う事はなさそうです。配光はこんな感じです。
”Highモード”
”Lowモード”
適当に写真を撮ったので、さして”Highモード”(50ルーメン)と”Lowモード”(18ルーメン)の差が分かりませんが、体感的には2倍くらい違うような気がします。
明るさ的には”夜間、テントを設営する”とか”夜、山道を歩く”くらいの使い方なら問題ありません。
光は2メートル先で1メートルくらいの幅に拡散する感じでしょうか?
頭に装着して足元を見た場合、自分の足の周りは十分に照らせる感じです。
ただし、元からハイパワーと言うほどの明るさは無いので、これひとつで夜に山をヤブ漕ぎするのはチョットしんどいかもです。30メートル先ともなると、光が届いても暗くてルートを探す程の光量はありません。
それでも道を歩いているのならば、ルートから外れてしまう事はない”ギリギリの光量”は確保していると思います。
気になる稼働時間は、恐らく『リゲル』と同じで”Highモード”で8時間”Lowモード”で24時間(実用16時間)前後かと思われます。
45度、下向きに可動
このくらい可動部の自由度があれば十分でしょう。結構固いので、動いていて勝手に角度が変わってしまう事はありません。
スイッチが大きくなって使いやすい
『リゲル』はスイッチが小さいので、素手で操作するならともかく、手袋を着用するとお手上げでしたが、この『002D』はスイッチが大きくなったので、非常に使いやすいです。
クリック感はしっかりしているので、収納している時に勝手にスイッチが押されてしまう事も無さそうです。
スイッチは一回押すと”Highモード”で、もう一度押すと”Lowモード”もう一回押すと消灯します。
『リゲル』に比べると”点滅モード”が無くなりましたが、逆に”点滅モード”を必要としない人にとっては、操作性が向上したと言えるでしょう。
ヘッドバンドは取り外し式
むしろ、最初はヘッドバンドを自分で本体に付ける必要があります。
まあ、ここら辺でも微妙にコスト削減に繋がるので、我慢しましょう。
バッテリーは単三電池1本のみ
サイドのカバーをグリっと回して電池の出し入れをします。
カバーが四角いので滑る事もなく、操作性は良好です。
『GENTOS(ジェントス) ヘッドライト 002D』 総評
ヘッドライトのベストセラー『リゲル』を進化させた感じの『002D』は、今まで『リゲル』を使っていた人を満足させるだけの進化がありました。
しかも!
お値段も微妙に安くなっている(実売価格1500円前後)ので、点滅モードを使わない人はコチラの『002D』がオススメですね。
耐久性に関しては、まだ買ったばかりなので未知数ですが、ライトでは定評のある『GENTOS』(ジェントス)の製品なので、筆者は信頼しています。
アウトドアに使えるのは勿論、是非”防災”の為に一家にひとつと言わず、人数分揃えて欲しいと思います。
値段も手頃で軽量、単三電池1本で動く『002D』は本当に”出来る子”なので、是非みなさんも試してみて下さい。