10月11日(日)、パシフィコ横浜にてHKT48 5thシングル「12秒」全国握手会が開催された。
朝から多くのファンが会場に詰め掛け、その行列は会場の外までに至った。
そんな中、指原莉乃(22)が今回の握手会のある”異変”について、Twitterでツイートしたことがファンで話題となった。
いつもは全握会場にモニターないのに今日はある。笑
わかりやすい運営かわいいのである。
…なにかある!きがする!笑
— 指原 莉乃 (@345__chan) 2015, 10月 11
いつも握手会の会場にはないモニターが今回は設置されており、サプライズを匂わすツイートであった。
確かに過去の握手会を振り返ってみても、サプライズは必ずと言って良いほど、大型モニターで発表される。明治座公演の開催発表もそうであった。
確かに尾崎充HKT48劇場支配人のGoogle+の投稿にも、「気付け!!」と言わんばかりに大型モニターの画像が添えてあった。
このツイートにファンはすかさず反応。
「新曲発表あるー?」「もしかしたら、新曲発表!?」「シングル発表かな」とファンの大方の予想はやはり6thシングルの発売発表。他には4期生オーディション開催の発表や研究生の昇格というのもあった。
また、大穴では先日「HKT48のおでかけ!」のペット企画で指原が飼うこととなったマンチカン(仮名:マンチ・カン太郎)の正式名の発表と予想するファンもいた。
現場にいたファンによると、会場には多くのテレビカメラ(6台~9台)が見受けられ、中には某朝番組のカメラもあったのだという。
そして握手会前のイベントがスタート!!
「サプライズがあるのかもしれない…」
そんな緊張感が会場を包み込む中、握手会前のイベントが始まった。
イベントでは、17歳以上チーム(オーバー17) VS 17歳以下チーム(アンダー17)対決が行われ、風船割り対決で植木南央(18)がアゴで風船を割ろうとしたり、今田美奈(18)扮するゴルゴ今田が登場し、片足ケンケン相撲で無類の強さを発揮したりといかにもHKT48らしい、和やかでワイワイとしたイベントを展開していく。
10月30日をもっての卒業を発表している後藤泉(18)はトイレットペーパー早巻対決でプロ並みの早巻を披露し、指原に「卒業後の職業が決まった」と太鼓判を押されていた。
そして最後の借り物競争対決。
アンダー17チームの勝利は決まっていたが、急遽エキシビションマッチで指原莉乃(22)と多田愛佳(20)の対決をすることになった。テーマは「できるだけツッパってる人」。
指原莉乃と多田愛佳は「できるだけツッパってる人」を探すために会場を駆け出した。
そして連れてきたのが…。
リーゼントにサングラス、刺繍入りの学ラン…。それは氣志團・團長、綾小路翔その人であった。
「氣志團」は、千葉県木更津市で結成されたヤンキー系ロックバンド。
1980年代の不良の象徴であるリーゼントと学ラン姿で活動し、デビューシングルの「One Night Carnival」をはじめ、これまでに20枚のシングルを発売。毎年9月に開催される「氣志團万博」を主催するなど、「ヤンク・ロック」を提唱し続ける伝説的ロックバンドである。
「なぜ氣志團がこの握手会に…」
期待と戸惑いの混じった歓声が響く中、いつもは設置されていない大型モニターに「特報」という文字が踊った。
そして48グループが総出演するドラマシリーズ、「マジすか学園」の番外編としてHKT48が主演、氣志團が敵役を務めるドラマの製作が発表され、さらに、「HKT48 feat. 氣志團」として6thシングルが11月25日(水)に発売されることが合わせて発表された。
タイトルは「しぇからしか!」。
「しぇからしか」は福岡県の方言で、「うるさい」「少し黙っておけ」という意味でHKT48と氣志團が出演する「マジすか学園」番外編の主題歌に起用される。
そして6thシングル「しぇからしか!」の選抜メンバーは以下の通り。
HKT48 6thシングル「しぇからしか!」選抜メンバー
穴井千尋、多田愛佳、神志那結衣、兒玉遥、坂口理子、指原莉乃、田島芽瑠、田中美久、朝長美桜、渕上舞、松岡菜摘、宮脇咲良、本村碧唯、森保まどか、矢吹奈子、山下エミリー
坂口理子(21)、山下エミリー(16)は初のシングル選抜、渕上舞(19)は3rdシングル「桜、みんなで食べた」以来の選抜復帰となった。
上から順に坂口理子、山下エミリー、渕上舞。坂口は悲願の初選抜に思わず涙を流した。
発表後、綾小路翔以外の氣志團の面々もステージに登壇し、今回のシングル選抜メンバーには氣志團から特攻服が贈られ、握手会前のイベントは喜びと驚きの空気が入り混じる中で終了となった。
hakuranの感想
6thシングルの発売発表があるとは予想していたが、ここまでとは。
そしてマジすか学園番外編。
指原莉乃は「いつか、HKT48でドラマを作りたい」と言っていたことがあったが、
まさかこの様な形で実現するとは本当に嬉しい限りである。
果たしてどんな物語、キャストとなるのか、
非常に待ち遠しくてしょうがない。
後に聞いた情報では指原は6thシングルの発売発表をはじめとしたこれらのサプライズを知っていたそう。
我々ファンは完全に指原にしてやられたのだ。
しかし、これだからHKT48は面白い。
HKT48はいつも我々の予想の”斜め上の”サプライズを用意してくれる。
予想通りの中に予想以上のものが含まれていて我々ファンはいつもそのサプライズを純粋に喜べる。
だからこそ、HKT48のファンはやめられないのだ。
これからもHKT48には目が離せない。
P.S.
ネタ元:HKTニュースタイムズ