Facebookは、特殊なカメラを回転させ、360度の球状のビデオを撮る。 2015年9月23日
By Marie-Astrid Langer、WSJ
FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏は、仮想現実(VR)デバイスを、モバイル・デバイスの次の「コンピューティング・プラットフォーム」の1つと見ている。
Facebookは、360度の球状のビデオ機能を、Facebookのニュース・フィードで紹介した。
ユーザは、VRデバイスで、最新の「Star Wars」の360度の球状のビデオの周囲を探索できるようになる。
また、ユーザは、VRデバイスで、NBCの「Saturday Night Live」とLeBron Jamesクリップを含む、360度の球状のビデオ映像内で視点を変更できる。
ユーザは、360度の球状のビデオを、スマートフォンで見る場合、スマートフォン自体を傾けるか、あるいは、ディスプレイ画面を、指でスワイプするかして、映像の角度を調節することができる。
Vice、Discovery、および、GoProは、このVRデバイスの初版をサポートすることに合意した。
「Star Wars」の予告編の360度の球状のビデオで、ユーザは、移動するエアークラフトの周囲を見たり、あるいは、デスクトップPCのビデオを、マウスでドラッグすることにより、何が画面のサイドで起こっているかを見たりすることができる。
この新しい360度の球状のビデオは、現在、Googleのオペレーティング・システム、Androidベースのスマートフォンでのみ利用できる。
この360度の球状のビデオは、Appleのオペレーティング・システム、iOSベースのスマートフォンでは、まだ、サポートされていないが、数ヶ月以内に、Appleのスマートフォンでも、利用できるようになるようだ。
Facebookは、ユーザは、仮想現実(VR)技術に、夢中にさせることを試み、VR技術に大きな賭けをしている。
Facebookによると、ユーザは、360度の球状のビデオで、よりイマーシブルなコンテンツを楽しめるようになるという。
Facebookは、昨年、20億ドルで、Oculus VRを買収し、仮想現実(VR)のビジネスに、大きくシフトした。
CEOのMark Zuckerberg氏は、以前、仮想現実(VR)デバイスが、モバイル・デバイスの後の、次の「コンピューティング・プラットフォーム」になると述べていた。
Facebookの360度の球状のビデオは、プライベートなユーザ用、および、企業の新たな広告メディアとして利用できるようになるようだ。
「Facebookの360度の球状のビデオの紹介ビデオ」