Microsoftによると、Skypeが、広範囲なサービス供給停止のダメージを受けたという。2015年9月21日
By Simon Zekaria、WSJ
Microsoftは、インターネット電話、ビデオ、および、テキスト・サービスを提供する、Skypeが、メッセージング・アプリの何人かのユーザの影響を受け、サービス供給停止のダメージを受けたという。
Skype製品の実行状況を監視するために使用される、「heartbeat」Webサイトの投稿において、Skypeは、ユーザが、ログイン、呼出し、ステータス変更、コンタクト・リストの管理、および、フォーラム・ページの更新を含む、いくつかの技術的な問題を経験している。
Microsoftは、Skypeに、サインインしている、オンライン状態にあるユーザが、何人かのユーザのメッセージング・アプリの影響により、他のユーザには、オフライン状態のように見えるようされていることを発見した。
これにより、オンライン状態にある、ユーザが、オフライン状態に見えるので、他のユーザが、そのユーザに対して、呼出しを開始しないようになる。
Microsoftは、Skypeにおいて、オンライン状態にあるユーザが、オフラインに見えるようにされる問題を修正することに取り組んでいる。
2015年9月21日の米国の東部標準時の午前2時、あるいは、英国の標準時の午前7時に、Skypeのサービス供給停止に関する苦情の投稿が、TwitterとFacebookで開始された。
何人かのユーザは、このサービス供給停止が、米国、英国、オーストラリア、および、ウクライナを含む、世界のSkypeのサービスに影響を与えたと述べた。
「Skypeが、日本で、動作しない。」と、Sachiko Sashaさんが、「香港では、Skypeに、ログインできない。」と、Josephine Wongさんが、FacebookのSkypeのページに投稿したようだ。
消費者の技術サービスの実行を監視するWebサイト、Down Detectorは、Skypeのサービス供給停止を示す、ヨーロッパと日本に焦点を合わせた、地図を投稿した。
ワシントンを拠点とする、Microsofは、2011年に、ルクセンブルクを拠点とする、Skypeを、85億ドルで買収していた。
2014年の末に、Skypeは、「Skypeには、世界に、3億人以上のユーザがいる。」と述べていた。