FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏が、Facebook Messengerの新版を紹介した。2015年9月4日
By Cat Zakrzewski、WSJ
FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏は、iOSかAndroidのスマートフォン・ユーザに人気のあるモバイル・アプリ、Facebook Messengerの新版を紹介した。
comScoreの調査レポートによると、Facebook Messangerアプリが、現在、初めて、GoogleのYouTubewを抜いて、iOSかAndroidのスマートフォン・ユーザに、米国で2番目に人気のあるモバイル・アプリになったという。
comScoreは、2015年7月に、AppleのiOSベースかGoogleのAndroidベースのスマートフォンのユーザの59.5%が、1ヶ月に1回以上、Facebook Messangerアプリを使用していたという。
ちなみに、comScoreによると、2015年7月に、AppleのiOSベースかGoogleのAndroidベースのスマートフォンのユーザの59.3%が、1ヶ月に1回以上、YouTubeアプリを使用していたという。
Facebookは、モバイル・デバイスに、メッセージを送るために、ユーザが、Messengerを使用することを要求する。
Facebook Messengerアプリは、2011年以来、提供されているが、Facebookが、主なFacebookのアプリのプライベート・メッセージに応答できるのを停止するまで、このMessengerアプリをダウンロードしなかった。
最近のcomScoreの調査結果は、Facebookの賭けがうまくいっていることを示している。
また、comScoreの調査結果は、FacebookとGoogleは、米国における、モバイル・アプリ市場を支配していることも示しており、FacebookのInstagram、および、GoogleのMapsとGmailも、スマートフォンの人気アプリのトップ10に入っていた。
Facebookの他の主なメッセージング・アプリ、WhatsAppは、2015年7月に、米国のスマートフォンの人気アプリのトップ15から、大きく外れた。
comScoreによると、WhatsAppには、2015年9月の時点で、Facebook Messengerの月間アクティブ・ユーザよりも2億人多い、9億人の月間アクティブ・ユーザがいるという。
WhatAppは、アジアにおいて、より人気があるが、comScoreは、米国において使用されている、スマートフォンの人気アプリのみをカウントしている。
Facebookは、Messengerを、友達とのチャット以上の機能を提供する、プラットフォームとして拡張しようと試みている。
Facebooによると、例えば、ユーザは、Messengerを通して、モバイル決済を送ったり、人工知能(AI)パーソナル・デジタル・アシスタント、Mを起動したりできるようになるという。