琵琶湖の西南に位置する大津市では、10月第二日曜日に大津祭本祭が開催されます。
今年は10月11日が本祭となります。
大津祭の起源は、慶長年間(1596年~1615年)に、
鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸の面をつけて踊ったのが最初とされています。
本祭の最大のイベントは13基の曳山の市街巡行です。
午前9時過ぎから巡行が始まり、夕刻の5時頃に終わります。
巡行中の曳山からは、縁起物のちまきや手ぬぐいが撒かれ、
それを狙って、大勢の人だかりが曳山の周囲に集まります。
曳山の最大の特徴は、各曳山に取り入れられているからくりで、
中国の故事や能・狂言から取り入れれた題材を元にした
人形の巧妙な動きを見ることができます。
昨年の大津祭の様子。撮影・編集:yasuu_kusayan
大津へはJR京都駅から琵琶湖線に乗って、2つ目の大津駅で下車。大津祭会場へは徒歩5分くらいで行けます。
京都観光の行程にぜひ加えてください。見応えがありますよ。