航空券を買っていた便に乗れなくなったり、何時間も待たされることはまれに起きます。ヨーロッパでは最悪の場合、悪天候やストライキで何日間も、空港閉鎖・欠航・遅延もありえます。
あまり知られていませんが、EUは搭乗者の権利として最大600ユーロの補償を受け取る権利を定めています。この権利は最長で6年間有効なので、6年前の欠航便に対して航空会社からお金を受けることもできますが、自分で申請するのはかなり大変です。
EU圏では航空会社から補償金の支払い申請を代行するウェブサービス『ClaimFlight』がサービスを開始しました。『ClaimFlights』は、補償金の計算、航空会社への書状の送付、弁護士を雇う、裁判所の選択、航空会社を裁判所に召喚、弁護士を立てて交渉、専門家との相談、裁判費用の肩代わりなど、全ての手続きを搭乗者の代理でしてくれます。
補償の申請はウェブサイトからできます。
まず、フライト番号と日付を入力します。
次の画面でトラブルの内容を記載したら、ClaimFlightsが自動的に補償金額を計算します。
最後に委任状に電子署名をしたら、あとは待つだけです。
なお、このサービスの利用料は補償額の最大25%ですが、補償を受けられなかった場合は一切費用がかからない完全成功報酬制となっています。
冒頭にも述べましたが、最大で6年前のチケットについて補償を受けられるので、遅延や欠航にあったかたは、無料なのでぜひお試しください。
*画像やスクリーンショットは、『CliamFlights』の許可を得て使用しています。
https://www.claimflights.com