マンハッタンの中心地タイムズスクエアーは世界中から観光客が集まる。ネオンサインもビルボードもモニターも年々派手になり続けている。
この夏、平日でも人が常にごった返しているタイムズスクエアーで不思議な数名の若い女性の移動を見た。派手な色合いの水着でも着けているように見えるが、肉眼でその肌を間近に見ると、なんとボディーペイントだった。
不思議に思うのはこのような半裸というか、基本的にはペイントしているだけなので上半身は丸裸と言える状態で何をしているのか?と思い、何かの撮影だろうと思いその場を後にしたのだが、実はそのボディーペイントの姿と写真におさまることで対価を得ていることをニュースで知った。因みに下半身も”必要最低限の隠し”のみでほぼ全裸と言っていい感じだから驚いてしまう。
ここ最近ニューヨーク州知事があの半裸のボディーペイントの若い女性たちは違法であるとメディアで訴えていた。そりゃそうだろう、あんな恰好をすればどちらかと言うとその場で逮捕してもいいくらいに思えるけど、しかし、ニューヨークの暑い夏の一般女性の露出度から考えて、ペイントして肌の色を隠しているこれらの女性がかえって慎ましいというべきか…
しかし、まぁ、家族連れや子供の多いタイムズスクエアーで、あのような状態でウロチョロさせるのは厳しく言うと公序良俗に反するわけで、しかもそのような姿で写真におさまることにより商売をしているのだから感心しない。
どうしますぅ、いきなりのスコールに見舞われたら?
その時はペイントがダァ~っと禿げて生身の肉体が露出された時点で、その時こそ逮捕なんでしょうかね。いずれにしても玉虫色の裸なんだけど、裸でありながら裸に見えない困った金儲けです。
画像: frickr from YAHOO!
https://www.flickr.com/photos/stevenpisano/19667745433/sizes/m/