関西で一番美味いと言われている『そば処 まる栄』のカツ丼を食べに大阪まで来たものの
「カツ丼は売り切れました」
との無情な宣告を受け、泣きながら『親子丼』を食べてホテルに戻った筆者ですが、この程度で諦める訳には参りません。
そして水曜日は『そば処 まる栄』の定休日なので、自分に残されたチャンスは残り一日のみ…
『喫茶 Y』に行こうとも考えていた筆者ですが、ココは片方を捨てざるを得ないシチュエーションで御座います。どちらもボリューム満点過ぎるので、流石の筆者も連食は不可と判断しました。
『カツ丼』を所望する!!
結果、とりあえず『喫茶 Y』だと夜のスケジュールまで影響すると言うか、大阪まで来たのに『喫茶 Y』を取材すると確実に丸一日、他に何も食べられなくなるので、ココは経費効果を考慮して『そば処 まる栄』にリベンジです。
今回は絶対に絶対に『カツ丼』を食べたいので、開店直後を狙って訪れてみました。しかし、さりげなく道に迷って着いた時には微妙に行列…
大丈夫なのでしょうか?
浪速のグランドクロス
なんとか『カツ丼』のオーダーを通した筆者ですが、あと30分遅れたら危ない所でしたね。
何せ、店内の半分近くの人が『カツ丼』を食べているので、これは昼飯時の12時を回ったら、速攻で売り切れる勢いかと思われます。
結果、この美しい『カツ丼』が今、筆者の目の前にあります… 感無量とはこの事か?
思えばココまでの長い道のりと日々の(略
トンカツが二枚載っている…だと?
いや、まあ筆者は知ってて訪れたのですが、実際に”十字型”に重なっているトンカツを見ると壮観ですね。
しかも、このロースカツの厚さを見て下さい。これが二枚で”950円”とか神ですか?
すでに先日『親子丼』を食べているので、この『そば処 まる栄』の卵と玉葱、カエシの織りなす旨さを知っている筆者は武者震いが止まりません。
十字カツのボリュームが半端ない件
とりあえず二枚目のカツを食べる為には、一枚目をかなり食べ進まなければなりません。
しかし、かなり厚みもあるのでボリューム感がパネェと言うかヘヴィーです…
これは結構食べる方で無ければ完食出来ない予感ですね。
まあ、筆者はこの日の為に修行を重ねているので、さして危機感はありません。美味しい『カツ丼』なので食べるのも苦しくないですね。
むしろ、永遠に食べ続けられる旨さです。
その十字カツに目が奪われてしまいがちですが、何気に御飯の美味しさも特筆すべき案件ですね。
多分、この美味しさならロースカツが一枚しか無くても、筆者は食べに来ると思います。
『そば処 まる栄』 総評
まさに”西の横綱”と呼ぶに相応しい『カツ丼』で、これを食べる為に大阪まで来て本当に良かったと思います。
そのボリュームだけではなく『カツ丼』としての美味しさに感動しました。
特に蕎麦屋ならではのカエシ(タレ)の旨さをバックボーンに、熟練の技で仕上げる絶妙な卵の半熟さ、味の染みた玉葱など全てが平均点を大きく上回っています。
まさに「蕎麦屋のカツ丼は美味い!」と言う説を実証してくれる、美味しい『カツ丼』で御座いました。ご馳走様です。
それでは、みなさんも是非『そば処 まる栄』に訪れてみて下さい。
『カツ丼』は早い時間に売り切れる可能性大ですが、もしも売り切れても、絶品の『親子丼』があるので悲観する事はありませんよ。
『そば処 まる栄』
大阪府大阪市 浪速区日本橋 5-21-18
月~土 11:00~20:00
日曜祝日 11:00~19:00定休日:水曜日、第三木曜日