Googleは、イスラエルのテルアビブの通勤者向けに、相乗りサービスのテストを開始した。2015年7月6日
By Orr Hirschauge、WSJ
Googleは、イスラエルのテルアビブの通勤者向けに、試験的に、相乗りサービスを開始した。
この相乗りサービスは、2013年に、約10億で買収した、運転手用のカー・ナビゲーション・アプリケーション、Wazeと、Wazeユーザではない、乗客に提供される、RideWithと呼ばれる、相乗り用のナビゲーション・アプリケーションを通して、利用できるようになる。
この相乗りサービスは、仕事に出かけるために、相乗りできる車を探してる、通勤者が、同じ方向に行く、Wazeを使用している、運転手を見つけて、相乗りできるようにする。
Uberが直面している、規制の障害を避けるために、Wazeは、同じルートで、家と職場を行き来する通勤者だけが、相乗りサービスを利用できるよう制限し、運転手が、相乗運転できる回数を、1日当り2回に制限する。
乗客は、RideWithアプリケーションにリンクされた、クレジットカードで、運転手に、乗車料金を支払うことができるが、料金は、ガソリンや消耗品代に制限する。
乗車料金は、1キロメートル当りのガソリン代と消耗品のインデックスをベースにした、RideWithアプリケーションを通して決定される。
Googleは、乗車料金のカットを取るが、まだ、割合を決めていない。
この相乗りサービスの実験は、Uberが実施している方法のように、規制者やタクシー・サービスと衝突しないよう、通勤者に、焦点を合わせて実施される。
Googleは、「イスラエルのテルアビブで、RideWithを使用して、相乗りサービスのテストを実施するのは、Uberと競争する訳ではなく、地元の運転手と通勤者が、相乗りすることで、通勤にかかる経済的な負担を緩和し、省エネルギーにも貢献することである。」と述べた。
このRideWithを使用した実験の初期フェーズでは、テルアビブ地区の通勤者のみを対象に、相乗りサービスを提供する。