今日の妄想 一人カラオケ専門店のオープンから考えたヒトカラの未来

  by yotahathi  Tags :  

先日東京神田にオープンした一人カラオケ専門店「ワンカラ」。カラオケというと大勢でワイワイ楽しむイメージだが一人でカラオケを歌う通称「ヒトカラ」を専門とした店舗「ワンカラ」が登場した。一人焼肉を筆頭に一人しゃぶしゃぶ、一人ボーリングなどなど。最近はなんでも一人で楽しむ「お一人様スポット」が流行しているという。そこで誕生したのがこの一人カラオケ専門店というわけだ。

 

■ただの一人カラオケ専門店では生き残れない?

ワンカラは一人カラオケ専門店とだけあって一人でカラオケを行うために十分すぎるほどの設備が整っている。(設備などについては公式HPがあるので参照していただきたい。)しかし通常のカラオケ店と比べ少し料金が高いという声があるのも事実だ。

そもそも専門店へ行ってまで堂々と一人カラオケをしたいと思う人がいるのだろうか?いまやヒトカラという単語は一般化しており通常のカラオケ店でも一人でカラオケを行うことに全く抵抗がない人もいるだろう。一人カラオケ専門店がこれから生き残っていくには通常のカラオケ店との差別化が必要だと感じた。そこでこれから一人カラオケがどのような進化をしていくのかを考えてみた。

 

1.歌った曲をお持ち帰りできる「録音サービス」

カラオケで歌った曲をデータとして持ち帰ることができるサービス。一人カラオケでは手拍子や合いの手が入ることが無いのでプロのレコーディングと同じシチュエーションで録音が可能だ。持ち帰ったデータは自分で改めて聞き返して自分の歌唱力の向上に繋げるのも良し。さらには気に入った自分の歌をインターネット上にアップすることによって自分の歌を公開することもできる。

最近では動画サイトでは素人がオケにあわせて歌った動画がブームになっている。人によっては「自分も歌を唄って動画をあげたい」という方もいるだろう。しかしレコーディングには専用の機材が必要となり録音環境を整えるにはお金がかかる。ヒトカラ専門店のようなお店でカラオケ感覚で手軽にレコーディングができれば通常のカラオケとの差別化に繋がり更なる”素人のど自慢”ブームの到来に繋がる可能性があるのではないだろうか。

 

2.パソコンを持ち込んでカラオケ風景を生放送

動画アップだけでは物足りない。ステージで実際に皆に歌を聞いて欲しいという方向けにさらに飛躍したサービスを考えてみた。カラオケ店内でネット生中継を行うことができたらどうだろうか?コメントを見られるようにすればユーザーはリアルタイムで感想を伝えることもできるし、リクエストを送ることも可能だ。配信する人にとって生中継という緊迫感は「ライブ感」を高めてくれるだろう。多くの人から評価を得られることができれば、生中継ライブから人気が爆発して有名アーティストの仲間入りも夢じゃない!?

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