みなさんおなじみのTSUTAYAポイントカード、コンビニやYahoo!、ソフトバンクとの連携などで使用されている方も多いかと思います。
昨年10月末、このカードの発行元であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)から一通のメールマガジンが届きました。
「T会員規約改正のお知らせ」
この内容は
個人情報の提供を「共同利用」から「第三者へ提供」に変更しました。(以下、TSUTAYAの特設サイトのURLです。)
http://www.ccc.co.jp/customer/index.html
Yahoo!IDを持っている場合はネットでこの「第三者への提供」の停止が出来、また、郵送でも手続きが出来る。
この事についてはTポイントカードを使えるコンビニのレジに小さな紙が貼ってあったりなどの小規模な告知はありましたが、一般にはまだ浸透していないようで、この話を人にするとびっくりされる事の多さにこちらがびっくりします。
「メールは広告かと思って見ない」
という方もいらっしゃれば、あまりそういった事に興味がない方もいらっしゃいます。
けれど、他のポイントカードとは違う点がこのTポイントカードにはあります。
DVDのレンタルで作ったカードには身分証明書の情報も追加されます。
具体的には免許証、保険証、その他公的書類。
そういったものを使って作ったカードの個人情報を
『第三者に提供』
したいとは私は思いません。
個人情報のうち、氏名や電話番号などは自分が用心していても、知人の使っているLINEの利用などで簡単に外に漏れます。
そちらについてはもう流出を止められない所まで来てしまっているので仕方がないと受け入れざるを得ないけれど、
『身分証明』
は話が別です。
個人情報保護法案で「携帯電話のIDは個人情報ではない」と判断される世の中であり、何のための個人情報なのかわからなくなっている現在ではありますが、結局は自己防衛という事になるのでしょうか。
『やった者勝ち』
本当にそうなのでしょうか。
(写真は無料素材ぱくたそさんからhttps://www.pakutaso.com)