愛情表現? ネコの“あの行動”を考えてみる

昨夜、我が家の愛猫アメショーの坊ちゃん(愛称)が、久々に乱暴を働いて驚いたのだ。
この家の主(あるじ)がいつものように坊ちゃんのお腹をなでたり転がし、可愛くて仕方がないというように撫で撫でしていたときだ。
突然「うわっ!ぎゃーっ!!」という声とともに、「やられたわー」と自分の手を見つめているダンナさま。
坊ちゃんにひさびさに“ケリケリ攻撃”を受けたというのである。
ちなみに今回は諸事情があり、後ろ足のツメだけを切らずにおいたため、その傷は結構な負傷だった。

      動画は撮っていなかったので、やられた後の手を…

筆者も以前に、何回か“ケリケリ攻撃”を受けたことがある。
坊ちゃんとは別な子、こは坊(スコティッシュ・フォールド)の方が、“ケリケリ攻撃”を得意としていたので過去に何回かこの攻撃は受けていた。

      今回、強烈なケリケリを喰らわせてくれた張本人、坊ちゃん。

ネコのこの行動については、勝手に「喜びの表現、愛情表現に近いもの…なのかも」程度の想像の域を越えることなく今に至っていたのだ。
実際のところどうなのだろう?
観察していると、じゃれついていてそれがエスカレート、想いが最頂点にこみ上げた時に“ケリケリ行為”に至るようだ。
表情を見てみると、心なしか目がらんらんと光って見えていた気もする。
以前、喜ぶだろうと思って与えた小振りの人間用のぬいぐるみ(マスコット?)にケリケリしていたこともあった。
ということは、やはり喜びの行為なのか?

      坊ちゃんの後ろ姿…無垢な背中だ。

ネコちゃん用おもちゃにこんなものが!

調べてみるとネコちゃんのケリケリ行動を思慮においた、このようなものが販売されていたのだ。
けりぐるみ

      (写真は、http://www.shippo.tv/fs/shippo/CO100002 より)

またたびも入っているということは、かなり興奮して蹴りまくる様子が想像できる。
イマドキのネコちゃんは、至れり尽くせりでまったくもって幸せなんだにゃ〜(突然ネコ語で失礼。)

ウチのネコさんがけりぐるみで遊んでいる動画です。

『けりぐるみ』を販売しているサイトには
「猫はストレスなどから噛んだり、けりけりをする」とか「戯(じゃ)れるのがエスカレートしてけりけりが始まる」との説明があった。
概ね、予想は当たっていたようだ。

ネコの“ケリケリ攻撃”について

多頭飼いでネコを飼っている知人にこの話をしてみると、「大昔に狩りをしていた頃の習性の名残り」と話されていた。
獲物を捕らえた時、手で押さえて足でケリケリをいれ攻撃する行為だそうだ。
どちらも事実なのだろうが、こちらのサイトにはこのようなことが書いてありました。

咬みつき、猫パンチ、猫キックなどは、猫がハンターとして獲物を捕らえるためにはとても有効ですし、危険から自分の身を守るために重要な行動です

花王ペットサイト(http://www.kao.co.jp/pet/cat/jiten/category08/004.html)より

うーん…
しかしながら、獲物を捉えるための行動というより遊びが過熱した時にやってるような気がしてならないのだが。

この件については改めて本などで調べるなどしながら、もっと詳しく調べてみたいと思う。

画像引用元
トップ画像:https://www.youtube.com/watch?v=AKdXh0Nvw5M より
写真下に引用先が記載されていない写真(手の写真とアメショーの写真)はすべて筆者個人の撮影

フリーランスでライターをしています。 映画好き、音楽好き、車好き...そして 書くことが好きで自分のブログ内でも好き勝手書いています。 (ブログ: http://june-30th.blogspot.jp/ ) パピマミ(http://papimami.jp/ ライター名 渦マキ)でコラムを書いています。 お仕事があれば、ぜひとも一声下さい!

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